太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

夢のコンビニ

2014-09-05 07:42:27 | 日記
職場の同僚が、日本に行った。

彼は大学で日本語を専攻していて、そのゼミで生徒を日本に連れていってくれることになったのだ。

日本が好きな彼にとって、初めての日本。



戻ってきた彼に、日本はどうだったと聞くと開口一番


「コンビニと自販機が最高だった!!!」





「どこにでも自販機があるんだよ。道にも駅にも建物の中にも。信じられる?」

そりゃ私は日本人だからさ・・・・

日本のコンビニを知ったら、もうハワイのコンビニなんか行く気がしないのだ、と言う。


「すごいデザートの種類!!お弁当もおいしいし、量もちょうどいいし、おにぎりもアイスもお菓子も・・・」


ハワイで生まれて育った日本人の同僚も春ごろに日本に行っていて、

「日本のコンビニで買いすぎちゃうー。なんでも美味しいし太った・・」

と言っていた。




言われてみれば確かにそうだ。

ハワイにもローソンとかセブンイレブンはあるけれど、アメリカナイズされていて

地元のコンビニとたいして変わらない。




日本のコンビニには、オリジナルブランドのデザートも豊富で、

菓子パンもたくさんあるし、お惣菜だって買える。

その場で挽いて飲める、スタバより美味しいかもしれないコーヒーもある。

ポケモンカードも売っている(これは前回帰国したときに甥に教えてもらった)

公共料金だって払えちゃう。

宅配も出せる。

離れてみてわかる。日本のコンビニは夢のお店だったことが。




さすがに自販機には感動しないものの、私だってコンビニには感動する。

アメリカのコンビニはしょぼい。

営業努力をいっさい感じない。


「日本のコンビニこそ、名前に負けないコンビニエンスストアだよ」


コンビニは、今では日本の大事な文化だ。



「日本からハワイに戻ってくる飛行機の中で、もう既に日本が恋しくて

ハワイに戻りたくなかったーーー」


その同僚はそう言った。

まるで私の夫じゃないか。

同僚は、あと1年がんばって日本語を勉強して、来年ジェットプログラムに申請するという。

ジェットプログラムというのは、日本で英語を教える教師を派遣するプログラム。

夫の場合、個人で適当に行ってしまったのだけれど

日本に住みたい人は、そういうプログラムに乗っかる手もある。




彼らの話を聞いているうちに、日本のコンビニに行きたくなった。



にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村