太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ケアパック

2014-09-25 20:45:47 | 日記
心がこもった贈り物、とでも訳せるだろうか。

なんの前触れもなく、小さな包みが届いた。

それは古い友人からで、彼女らしい、

さっぱりとした手紙と、すてきなプレゼントが入っていた。





最初に会った頃から、彼女は、それまで私が会った誰とも似ていなかった。

そしてそれは今でもそうだ。

手紙と一緒に、彼女のスナップ写真も印刷されていた。

変わっていない。

もう彼女の子供が、私達が出会った年齢になっているのだから(たぶんそれ以上だな)

それなりに年は重ねているには違いないけど、そこで笑っているのは

自転車に二人乗りして走った頃の、あの彼女だった。





梱包として入れたのであろうスーパーのチラシの

『敬老の日スペシャル』という文字が、箱をあけると真っ先に見えるように入っていて、

私はてっきり敬老の日の贈り物かと思った。


胸が一杯になって、お礼のメールをしようと思ったら、

私は彼女のアドレスを知らなかった。

かえすがえす私は、自分の、友人管理のお粗末さにため息がでる。

古い手帳を引っくり返し、どこかにメモがないかどうか探したけれども

電話番号すら、もう変わっているのかもしれず

結局、手紙を書いた。



シロヤギさんからの手紙が、太平洋も日本海も越えて1日もはやく届きますように。






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