日本の夏、ハワイの夏

ハワイもすっかり夏になった。

ウォーキングのときに懐中電灯がいらず、海水はさらに温かくなり、ダイヤモンドヘッドが茶色になり、

ノースショアでシュノーケルができるようになって、家でシーリングファンを回すことが増えた。



しかし、暑い暑いと言ったって、

３０度を記録したら、新聞に載った。という程度である。

日本の夏を知っている夫は、暑いと言っている人たちに「日本の夏はね…」と説く。


「夜、エアコンのタイマーが切れると、暑くて眠れないからまた付けるだろ。

それが切れるとまた付ける」

「じゃあ最初からタイマーかけなければいいのに」

「それじゃ体にも経済的にも悪いじゃないか。それでな、もっと恐ろしいのが京都の夏だよ」



何年も前の8月の半ばに京都に行った。京都は暑いよと言ったのに、それでもいいと言ったのだ。

「地面から蒸されて、上から焼かれてるような暑さで、日陰も同じぐらい暑いのさ。

恐ろしいことに夜になっても同じぐらい暑いんだよ・・・・」

10分歩いては、かき氷を探した。それでも私達はけっこうあちこち見て歩いた。



静岡でも、朝7時半に既に30度だったという記憶がある。

その暑さを、いや増すような蝉の声。

あの暑さに比べたら、ハワイの暑さなんか暑さの内に入らん。

風があって湿度が低いし、朝晩は涼しい。

クーラーがない我が家でも、じゅうぶんにしのげる。

結局、あれだな。

暑いも寒いも「慣れ」なんだろうな。



昔、秋が１番好きだった。

今は夏が１番好きだ。










にほんブログ村