太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

手品

2015-07-10 22:06:44 | 日記
職場で、レジを打ってからお客様に金額を伝えたあと、

お金が出てくるまでの過程が興味深い。

日本人にはあまりいないけれど、こちらの男性で、お財布を持たない人がいる。

専用のクリップでお札を挟み、小銭はポケットか小銭入れ。

お財布を持つ人も、小銭は別にしていることが多い。

財布自体に小銭入れのスペースがないものが多いの こともある。

その小銭も、昔懐かしいフィルムカメラのフィルムケースに入れている人、

アメリカで処方箋をもらって薬を買うと錠剤が入ってくる、オレンジ色のケースの人、

ジップロックの小さいのに入れている人、

キャンディの缶に入れている人、さまざまである。

お客様の顔は覚えていなくても、フィルムケースを見て同じ人だと認識できる。

そして、これはお年寄りに多いのだけれど、

荷物のあちらこちらから、財布が出てくる出てくる。

まずメインの財布に細かいのがないとなると、バッグの別の場所から

巾着みたいなものが出てくる。

そこにもないと、ジッパーのついた別の何かが出てくる。

お店のメンバーズカードなどが入っているカードケースにも、

お金がしこんであったりする。

それはまるで手品をみているかのようだ。


「ごめんなさいねー、ほほ」

と口では言いながら、まったく後ろの人に悪いだとかいった気持ちはないとみえる。

私も、携帯電話のケースにいくらかの現金を入れてあって、

実際それがあって助かったこともある。

でもあんなに何箇所にも分かれていたら把握できないんじゃないか。



毎日、一体何人のお財事情を眺めていることだろう。

ヴィトンぐらいしかわからないが、ブランドものの財布、がま口がついた懐かしいの、

使い勝手がいいのだろうけど、さすがにもう新調したらどうだろうかと思うようなの、

くしゃくしゃに丸めたお札を財布に突っ込んでいる人、

かと思うと、お札を全部洗わないと気がすまない人、

何年も眺めてきて思うのは、なんとなくゆとりがありそうな感じの人は

お金の扱いも丁寧のように思う。



がっちりして、刺青が顔から手首まで入った地元の男性が

ケロンパみたいな小銭入れを持っていたのは大変印象的であった。


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不名誉

2015-07-10 08:37:00 | 日記
ハワイが堂々ランキング第1位だ!!!!

やったあーーー!








全米でもっとも住みにくい州として・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







新聞によると、住居を筆頭にすべての物価が高く、州税が高く、賃金が低い。

ハワイに引っ越してくる人の数よりも、出て行く人の数のほうが遥かに多い。

そりゃあ、誰だってそんなところ住みたくないよなあ。

家賃を毎月30万円近く払い、医療保険料だけで15万円ぐらい払っているという同僚を思い浮かべる。

子供が生まれたので、他州に引っ越していった知人もいる。

リタイヤして、暮らしてゆけなくなって出て行く人もいる。

青い空ときれいな海と、温暖な気候だけじゃ、人は生きてゆけないのだなあ。

もっとも住みやすいのはテキサス州で、次がワシントン州だったかな。



一番住みにくい、誰も住みたくないところに、生涯住もうとしている私って・・・・・



ハワイにだって、きっと自然以外にいいところがあるはずなんだけど。

たとえばほら、ちゃんとした服が必要ないとか。

エアコンがいらないから電気代が浮くとか。

人が親切だとか。

日本の食材に困らないとか。

だめかなあ、そんなんじゃ。





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