太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

起こることが起きたあとはまた起こる

2017-02-01 19:22:58 | 日記
起こることが起きた翌日(その記事はコチラ)、つまり今日。

左前がぐっしゃりへこんだ車で仕事に行った。

念のため、早朝に、ちゃんと動くかどうか家のまわりを走ってみた。


『すげぇ車が走ってるぜ』

そんな目で見られるのではないかと憂鬱だったが、

走り出してから気づいた。

運転している私には車のダメージが見えないし、

対向車を私が見なければ、見られていることもわからない。

ということは、いつもと変わらないじゃないか。


そろそろと運転して、なんとか職場に辿り着いた。


会う同僚たちに私に起きたことを話しまくる。

私はこうして外に出して出して出しまくって気持ちの安定を手に入れようとするのだ。

そうして忙しい一日が終わる頃、

同僚のデイナがやって来て言った。

「あんたの車、ライトがついたまんまだよ、バッテリ大丈夫?」



・・・・・



朝来る時、小さいほうのライトをつけた。

いつもなら、ドアを開けたときにライトがついたままだとアラームが鳴るのだが、

運転席のドアがあかないため、助手席のドアから出入りしているのでアラームが鳴らなかった。

エンジンは案の定かからない。



なんでまたこんなことを・・・・・・



職場にいたエリックに、ジャンプコードでエンジンをかけてもらって事なきを得たけれど、

まったくなんてことだ。

起きることが起きたあとも、また起こる。






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起きることが起きている

2017-02-01 07:48:11 | 日記
車を、ぶつけた。

休日の昨日、ワークショップのあとで用事があったのでホノルルに行き、

その帰りに日本食スーパーに寄っていこうと思った。

駐車場は2階建てで、その1階に入って駐車場内を曲がろうとしたとき、

目の前にあった柱に思い切りぶつけた。

もう行っている、慣れた場所で。

一瞬、何が起きたかわからなかった。

車の左前が柱にめり込んでいるのを見たとき、私が何を思ったか。



ちょっとーー!何でこんなことすンのよぅーーーーー!


声に出して神に悪態をついた。

そろそろと車を駐車スペースにいれ、すぐに夫に電話。

被害状況を見ようとしたが、運転席のドアがあかない。

車体がめりこんでいる・・・

助手席側から出てみたら、バンパーが半分落ちかかっていて、ライトのガラスも割れ

バンパーがタイヤに接触しているので運転して帰るのは無理だ。

30年以上、ほぼ毎日車を運転しているけれど、こんなのは初めてだ。



このときの気持ちを、どう表現したらいいだろう。

とにかくひどい気分である。



トリプルA(アメリカのロードサービス)にレッカーを頼むと、5分ほどで来た。

やってきた若い二人は、たぶん夫婦だと思うが、本当に気持ちの良い人達だった。

私を車の助手席に乗せ、自宅までのおよそ1時間近く、ユーモアと温かいいたわりで包んでくれた。

「よくあることだよ、気にしなさんな。たいしたことじゃない」

「そうよそうよ、相手もいなかったし、第一あなたが無事なんだから喜ぼう」

ショック状態だった私が、かれらのおかげでどれほど救われたことだろう。



家に着くと、夫が外に出て待っていた。

私はきっとひどい顔をしていたのだろう。

「ダイジョウブだよ、怪我もなかったんだから」

そこに夫の父も出てきた。

「こんなことはね、普通にあることなんだからね。こんなのただのプラスティックとメタルだし

どうってことないさ」



翌日、保険会社に連絡するとして、

明日からどうやって仕事に行くか、なんだけど、

夫が家からはさみを持ってきて、タイヤに接触していたプラスティックとバンパーをさくさくと切り取った。

不思議なことに、ガラスは割れていても、ライトもウィンカーもつく。

「これで走れるよ」

「えーー!この状態で走るのーー?」

「じゃあ修理を待つまでレンタカー借りる?1日50ドルぐらいするよ」

「バスで行く」

「バスなんかで行ったら1時間以上かかるの、わかってるだろ」


ということで、このものすごいぐちゃぐちゃになった車に乗ることになった。



なんでこんなことになった。

と考えるのは意味がないのでやめた。

どうしてこんなことが私に起きた。

というのも、無駄なことなのでやめた。


人に怪我をさせたわけでもなし、

相手の車があるわけでもなし、

私も無事だし、

ああよかったなーーーーーーーーーって心から

















思えるワケがない!






本当はわかってる。

災難ではあるが、かなりツイている災難だったこと。

ただ起きることが起きていて、

私はひどい思いを引きずらないことに心を砕けばいいこと。


とはいえ、あの車を見ると気もちがふさぐ。










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