太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

硬いごはん

2017-02-09 19:38:05 | 日記
お米を研いで、水を入れる段になって、

何合のお米を入れたのかわからなくなることがないだろうか。

ああ、ないですか。そうですか・・・


お米のご飯は、基本的に私のお弁当用に使われるだけなので、

ご飯を炊くのは1ヶ月で1度ほど。

以前は3合炊きの炊飯器だったのが、今は買い換えて5合炊きになり

今回は4合炊こうか3合にしようか、冷凍庫のスペースも考慮に入れつつお米を研ぐ。

そしてあとになって自分が何合に決めたのかわからなくなる。

3合炊きの炊飯器時代だって、2合のときもあれば2合半なんてときもあり、

やっぱり何回かに1度はわからなくなった。


さっき炊いたご飯が、なんだか硬かった。

3合か4合か迷って、3合分の水を入れたのだが、4合だった模様。


おっちょこちょいも、そそっかしいのも、

ある程度の年齢になってくると、もしや認知症などというものではという不安が

背中を流れる一筋の水のように ツー っと訪れる。

いや、でも、ずーっと若い頃からあんなこともあった、こんなこともあった、

と数々のばかばかしい話を思い出しては、我が身を慰めている。



って、

今日はこんな話じゃなかった。




今夜は夫が友人のベビーシッターに行っていて、私一人で夕飯を食べた。

ベビーシッターを頼まれたのは6時から8時で、

夫は明日の朝も早いので、一旦家に帰ってきてから仮眠をして、でかけたようだ。

思えば、今までも夫が私よりも帰りが遅いことはほとんどない。

前の仕事のときも、その前の時も、私が帰ると夫は既に家にいた。

だから、今日のように夫がいないと、とてもつまらないと思う。


最初の結婚時代、前夫は数年にわたり単身赴任をしていたし

新幹線通勤のときもあったし、そうでなくても帰りはまちまちで、

私はどうやって過ごしていたのか思い出そうとするけれど、まったく、1ミリも覚えていない。

そのくせ、ものすごくいやな気持ちになったこととか、

頭にきたことなんかは、ありありと詳細まで覚えていて、

その執念深さは、あきれるほどだ。



でも、硬く炊けたご飯をぼそぼそと一人で食べながら、

あの時代は、この硬いご飯のようなものだったよなぁと

ぼんやりと思うのである。








にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村