太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

降参

2017-11-01 19:34:26 | 日記
ハロウィンで猫ごっこなどをしていたが、我が家ではある変化が同時に起きていた。

夫が転職した。

社会人になってからというもの、日本に住んでいる間を除いて、夫の専門分野の仕事を続けてきたのを

突然辞めて、1ヵ月後、アイスクリームファクトリーで働き始めたのが1年半前のことだ。

次の当てもないのに仕事を辞めてしまうのは、日本にいるときを含めて3回目で、

ものすごく意外でもないが、まったく動じなくなるというものでもない。

「人に堂々と言える仕事」から、アイスクリームになったとき、それはそれはジタバタした。

その事実を自分の中で消化し、乗り越えるのに要したエネルギーは半端ない。

しかし、いったん自分の中で納得できてしまえば、その中でラッキーなことを見つけて

それなりに楽しく過ごすことができるのが、私の強味といえばそうだ。

アイスクリームを辞めたいと言っていたわけではない。

ただ、仕事を探していたら、アイスクリームよりもよさそうなものがあったというだけだと思う。



けれども、変化は怖い。

ドタバタと変化を繰り返しながら生きてきた私でも、やっぱり変化の前には尻ごみする。

変化することでもっと悪くなる可能性があるなら、不満があっても現状のままのほうがいいと思ってしまう。

それはもう条件反射のようなものだ。



仕事を見つけて、その場で電話をして、その日のうちに面接に行って

3日後にはアイスクリームを辞めて、その翌日から新しい職場に行き始めた。

それが、今日なんだけど。

私がネガティブになろうが関係なく、ものごとは起こって、流れて行く。

だったらもう、降参するしかない。

また、人とかかわることで消耗して、ウツ状態になったらどうしよう、と心配して不安になって、

それでものごとが好転してゆくならいくらでも心配するが、そうではなく、その逆である。

私が見せられている現実は、私が創ったものであるなら、

起きていることは、なんかしらんが、みんな良いことにきまっている。

過去、「ぎょえー!!!」と叫びたくなるような出来事がいくつも起きてきたが、

結果、私は確実にハッピーになっていったではないか。




私は私の人生を信じることにする。

ゆらゆらするといつも言い聞かせていることなんだけども。



夫のウツも、仕事のことも、私が見せられている現実ではあっても私の問題ではない。

だから私は私のことを楽しく淡々とやるだけだ。

夫が職場のストレスでウツになったとき、そして無職になって再びウツになったとき、

私はあえて見て見ぬふりをして、平気を装っていた。

ウツは夫の問題だと思ったし、私まで暗くなっても仕方がない。

そういう私を、無責任だという友人もいたけれど、ほかにどうすればよかったのだろう。


新しい職場の第一日目、どんな顔して帰ってくることやら。

収入はアイスクリームの倍近くあると言っていたけれど、どのぐらいもらっていたか知らないので何ともいえない。

夫が楽しく働けたら、それでよし。

長く続いてくれたらさらによし。

ま、ダメでもまた探せばそれでよし。

降参するまで騒ぐだけで、少ーしずつではあるが、私も図太くなってきているのである。










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ハロウィン

2017-11-01 07:56:47 | 日記
昨日はハロウィン。

職場では仮装コンテストがあって、今年は私は黒猫になった。



ボブのヅラを被って、後ろには長い尾がついている。

マスクがあるのでわからないけれど、普段はしないアイメイクもして、

顔に縞模様もつけてみた。











こういうお祭りを、ようやく楽しめるようになってきた。

この日、ワイキキでは朝まで仮装した人たちがあふれて大騒ぎなのだそうだが、

そういうのはまったく苦手。

職場で遊ぶ、この程度がちょうどいい。

地域によっては、夜になると仮装した子供達が家にやってきてお菓子をねだるのだけれど

私が住むあたりは年寄りばかりで静かなものだ。




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