太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

いろいろあっておもしろひ

2017-11-19 16:27:47 | 日記
記事にしたいことがあれこれあったのだが、すべてふっとんだ。

なぜなら。











夫が仕事を辞めたから。







その仕事は、1日14時間労働で(残業ではなくレギュラータイムで)

それってあきらかに法律違反でしょ、という職場。

面接時の話では、シフトは本人希望が反映されるはずがとんでもない。

日本のサラリーマンなら文句を言わずにこなすのだろうけど、なにより自由を好む夫のことで

いつかは辞めるんだろうなとは思っていた。

思ってはいたが、まさかこんなに早くとは思わなかった。

その仕事を決めたのが前の新月のあと。

そして今日は、新月。

私は達観したと思っていたけど、ぜーーーんぜんしてなかった。(達観した勘違いの記事はコチラ

いつか辞めるのが、今になっただけといえばそうなんだが、思いのほかへこんでいる。

夫に対して怒りは沸いてこず、ただ、長く深い溜息が出る。

これは私が創って、見せられている現実で、原因は自分の中にあることを知っているからだ。

夫に対して怒り、責めて解決するならそうもするが、残念ながらそうではない。



私がこんなにへこむのは、

『大人の男が仕事をしていないことは恥ずかしい、悪いことだ』

『仕事が続かないのはよくないことだ』

という観念を信じているから。

私がそれをかたくなに握り締めている限り、繰り返し同じことで私は辛い思いをし続ける。

そこから自由になったら、現実が変わるか、私の気持ちが楽になるかするのだろう。

私達が、「常識」、「フツー、そうでしょ」と信じて疑わないさまざまな観念。

それらは真っ赤な嘘かもしれないのに、勝手にそれを信じて、その観念からはみ出ないように

人に指を指されないように生きるのは、けっこう窮屈だ。



つらいなあと思うことがあるたびに、私はその元になっている観念を脱ぎ捨てて現実を変えてきたけれども、

捨てても捨てても、まだその下に不要な観念はあって、いったいどれだけ手放したらいいんだろうと思う。

その溜息なのである。




私も生身の人間だから、

私を見守ってくれているらしい後ろにいる人達には、さんざん文句を言ったし、今も絶交中だ。

そうしながらも、友人のすすめで夫が仕事を辞めてよかったことを書き出してみた。

一緒に過ごす時間が増えたとか、お弁当を作らなくていいとか、家事をやってもらえるとか書いた中に、

いつ仕事を辞めるかハラハラしなくて済む、というのがあった。

そうだよなァ。

仕事をしていないんだから、辞めてしまうんじゃないかっていう心配はないわなァー。

うん、それはよかった。

借金もローンも子供もなし、私は細々でも働いているし、

ここはひとつ、夫は「主夫」で、夫が仕事を始めたら、主婦がパートを始めたぐらいに思ったらどうだろう。

そこまで自由になったら、楽だろうなあ。



助かるのは、夫の持病のウツが出ていないこと。

夫も、夫の両親ものほほんとしていること。

だからやっぱり私は、いつものように知らん顔して、自分のことをやるだけだ。

今日は心の景気づけにエステに行った。

笑えるような現実になったら笑おう、とするのをやめて、先に笑おう。

たとえカラ元気でも。

私の人生はどうしてなかなか穏やかにいかせてもらえない。


ま、アレだな。

いろいろあって、おもしろひ・・・・・・・・










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