「まさか」は、突然やってくる。
日曜日の夜10時のフライトでハワイに帰る私たちは、夜8時前に空港に着くように
新幹線と成田エキスプレスのチケットを買ってあった。
4時台の新幹線に乗る予定が、直前になって静岡ー浜松間で停電があり、上下線とも運転見合わせだという。
運転再開のメドはまったくたたず、緑の窓口でチケットを払い戻し、在来線と急行をいくつも乗り継いで
成田空港に行くことになった。
すべての乗換えがスムーズにいったとしても、空港に着くのは9時半。
間に合うかわからないけれど、レンタルした携帯電話も返却しなくてはならない。
まさか、には、どうやら小さな「まさか」も付いてくる。
4回ある乗り換えは、それぞれ乗り換え時間が4分から7分という短さで、
乗ったこともない電車ばかりだから、その乗り換え時間が充分なのかどうかもわからない。
しかも大きなスーツケースを抱えている。
だから1分だって惜しいのに、静岡から熱海までの在来線が熱海の手前で乗客になにかがあって、まさかの5分も止まった。
熱海から急行に乗り換えるのに、残された時間は2分。
走って、走って、走って、発車30秒前に滑り込んだ。
東京から、べつの東海道線に乗り換えて日暮里まで。
日暮里からは京成本線に乗り換えて、空港まで。
日暮里までのチケットは静岡で買えたけれど、京成本線は日暮里で買わねばならない。
京成本線の乗り場をさがし、チケットを買うのに7分しかないのに、日暮里の手前でまさかの信号停止が4分。
しかも、京成本線はホームの端っこで、延々と歩いた上、チケット売り場が混んでおり、
乗りたい電車に乗れなかった。
ここで既に8時30分。
結局、空港に着いたのは9時40分。
最終のフライトだったので、窓口は閉まっていて、数人の職員が帰り支度をしていた。
残っていた職員に事情を話し、翌日のフライトに変更してもらった。
ペナルティと手数料で二人で64000円を払うことになる。
払いたくはないが、仕方がない。
ここまで来るのに5時間余。もう疲れすぎて感覚は麻痺。
翌日の1番早いフライトでも午後7時50分というので、丸1日時間が余ってしまった。
よろよろとタクシーのりばに降りてゆき、近いホテルに泊まった。
そのまま泥のように眠りたいところだけれど、夫の両親に連絡をしないと日曜日に空港に迎えに来てしまう。
ハワイの朝に合わせて電話をしようとすると日本は夜中の3時から4時になる。
携帯電話は空港を返却してしまったあとなので、ホテルの部屋の電話で、ちゃんとかかるかどうか試すと、なぜか通じない。
フロントの人と話して、夜中の3時か4時にフロントに行き、そこの電話を使わせてもらうことにした。
まさかの連続で、二人とも疲れ果てた。
電話をするために、夜中の3時に目覚ましをセットした。
10年以上、ハワイと日本を行き来しているけれど、こんなことは初めてである。
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日曜日の夜10時のフライトでハワイに帰る私たちは、夜8時前に空港に着くように
新幹線と成田エキスプレスのチケットを買ってあった。
4時台の新幹線に乗る予定が、直前になって静岡ー浜松間で停電があり、上下線とも運転見合わせだという。
運転再開のメドはまったくたたず、緑の窓口でチケットを払い戻し、在来線と急行をいくつも乗り継いで
成田空港に行くことになった。
すべての乗換えがスムーズにいったとしても、空港に着くのは9時半。
間に合うかわからないけれど、レンタルした携帯電話も返却しなくてはならない。
まさか、には、どうやら小さな「まさか」も付いてくる。
4回ある乗り換えは、それぞれ乗り換え時間が4分から7分という短さで、
乗ったこともない電車ばかりだから、その乗り換え時間が充分なのかどうかもわからない。
しかも大きなスーツケースを抱えている。
だから1分だって惜しいのに、静岡から熱海までの在来線が熱海の手前で乗客になにかがあって、まさかの5分も止まった。
熱海から急行に乗り換えるのに、残された時間は2分。
走って、走って、走って、発車30秒前に滑り込んだ。
東京から、べつの東海道線に乗り換えて日暮里まで。
日暮里からは京成本線に乗り換えて、空港まで。
日暮里までのチケットは静岡で買えたけれど、京成本線は日暮里で買わねばならない。
京成本線の乗り場をさがし、チケットを買うのに7分しかないのに、日暮里の手前でまさかの信号停止が4分。
しかも、京成本線はホームの端っこで、延々と歩いた上、チケット売り場が混んでおり、
乗りたい電車に乗れなかった。
ここで既に8時30分。
結局、空港に着いたのは9時40分。
最終のフライトだったので、窓口は閉まっていて、数人の職員が帰り支度をしていた。
残っていた職員に事情を話し、翌日のフライトに変更してもらった。
ペナルティと手数料で二人で64000円を払うことになる。
払いたくはないが、仕方がない。
ここまで来るのに5時間余。もう疲れすぎて感覚は麻痺。
翌日の1番早いフライトでも午後7時50分というので、丸1日時間が余ってしまった。
よろよろとタクシーのりばに降りてゆき、近いホテルに泊まった。
そのまま泥のように眠りたいところだけれど、夫の両親に連絡をしないと日曜日に空港に迎えに来てしまう。
ハワイの朝に合わせて電話をしようとすると日本は夜中の3時から4時になる。
携帯電話は空港を返却してしまったあとなので、ホテルの部屋の電話で、ちゃんとかかるかどうか試すと、なぜか通じない。
フロントの人と話して、夜中の3時か4時にフロントに行き、そこの電話を使わせてもらうことにした。
まさかの連続で、二人とも疲れ果てた。
電話をするために、夜中の3時に目覚ましをセットした。
10年以上、ハワイと日本を行き来しているけれど、こんなことは初めてである。
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