太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

まさかの・・

2018-03-12 18:15:49 | 日記
「まさか」は、突然やってくる。


日曜日の夜10時のフライトでハワイに帰る私たちは、夜8時前に空港に着くように

新幹線と成田エキスプレスのチケットを買ってあった。

4時台の新幹線に乗る予定が、直前になって静岡ー浜松間で停電があり、上下線とも運転見合わせだという。

運転再開のメドはまったくたたず、緑の窓口でチケットを払い戻し、在来線と急行をいくつも乗り継いで

成田空港に行くことになった。

すべての乗換えがスムーズにいったとしても、空港に着くのは9時半。

間に合うかわからないけれど、レンタルした携帯電話も返却しなくてはならない。



まさか、には、どうやら小さな「まさか」も付いてくる。

4回ある乗り換えは、それぞれ乗り換え時間が4分から7分という短さで、

乗ったこともない電車ばかりだから、その乗り換え時間が充分なのかどうかもわからない。

しかも大きなスーツケースを抱えている。

だから1分だって惜しいのに、静岡から熱海までの在来線が熱海の手前で乗客になにかがあって、まさかの5分も止まった。

熱海から急行に乗り換えるのに、残された時間は2分。

走って、走って、走って、発車30秒前に滑り込んだ。



東京から、べつの東海道線に乗り換えて日暮里まで。

日暮里からは京成本線に乗り換えて、空港まで。

日暮里までのチケットは静岡で買えたけれど、京成本線は日暮里で買わねばならない。

京成本線の乗り場をさがし、チケットを買うのに7分しかないのに、日暮里の手前でまさかの信号停止が4分。

しかも、京成本線はホームの端っこで、延々と歩いた上、チケット売り場が混んでおり、

乗りたい電車に乗れなかった。



ここで既に8時30分。

結局、空港に着いたのは9時40分。

最終のフライトだったので、窓口は閉まっていて、数人の職員が帰り支度をしていた。

残っていた職員に事情を話し、翌日のフライトに変更してもらった。

ペナルティと手数料で二人で64000円を払うことになる。

払いたくはないが、仕方がない。

ここまで来るのに5時間余。もう疲れすぎて感覚は麻痺。

翌日の1番早いフライトでも午後7時50分というので、丸1日時間が余ってしまった。


よろよろとタクシーのりばに降りてゆき、近いホテルに泊まった。



そのまま泥のように眠りたいところだけれど、夫の両親に連絡をしないと日曜日に空港に迎えに来てしまう。

ハワイの朝に合わせて電話をしようとすると日本は夜中の3時から4時になる。

携帯電話は空港を返却してしまったあとなので、ホテルの部屋の電話で、ちゃんとかかるかどうか試すと、なぜか通じない。

フロントの人と話して、夜中の3時か4時にフロントに行き、そこの電話を使わせてもらうことにした。



まさかの連続で、二人とも疲れ果てた。

電話をするために、夜中の3時に目覚ましをセットした。

10年以上、ハワイと日本を行き来しているけれど、こんなことは初めてである。









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