太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハワイの甘エビはボタン海老

2018-10-01 07:25:57 | 食べ物とか
ここのところ日曜日の朝、ビーチに行った帰りに、カイルアのファーマーズマーケットに行く。

以前はよく行っていたが、1年ほど行かない時期があり、再び行くようになった。

こじんまりとしたマーケットだけれど、出ているお店のクオリティが高い。

私が好きなのは、移動パン屋。

ワンボックスの車にオーブンがしつらえてあり、焼きたてあつあつのパンが買える。

いつも人が並んで待っているのも納得。

マーケットの真ん中には、ギターの生演奏を聞きながら、買ったものを食べるテーブルと椅子もあるし、

芝生の上やベンチでピクニックしても気持ちがいい。

以前は地元民ばかりだったが、日本人の旅行者が増えた。



久しぶりに行ったら、お店もいくつか入れ替わっていた。

そのなかに、甘エビを売る店があった。

海老を獲る網が展示してあり、養殖ではなく天然海老だ。

ハワイ・オアフ島の東海岸を北に向かっていく途中のカフクという場所に、海老の養殖場がある。

そこの海老は有名で、それを食べさせてくれる店がいくつもある。

そこの海老もおいしいけれど、マーケットの店の海老はなんといっても 天然海老 だ。

「AMAEBI(甘エビ)」と言っているが、大きさは ボタン海老。

店の人(漁師さん)が言うには、『こんなに大きいけれど、確かに日本の甘エビと同じ』なんだという。

海老が4尾入ったお弁当も売っているが、箱入りの冷凍海老があり、私達はそれを買った。






10尾入りで45ドル(4800円ぐらい)



私以外の家族は、ガーリックシュリンプにして食べた。

私はもちろん生で食べた。

獲れたてを冷凍するので、生でもじゅうぶん食べられる。

ガーリックシュリンプのお相伴にもあずかったが、それはそれで美味しい。

けれど、生の美味しさには到底かなわない。

舌の上でとろける甘さ。

ぷっくりとした身は、ほどよく締まっている。

こんな新鮮なボタン海老(甘エビだけど)を加熱して食べるなんて、この人たちどうかしてる。

この生の美味しさを知らない人たちが哀れでならない。



マーケット内に、おむすび専門店も新しく出ていた。

長方形にしたご飯の間に具がはさまっている、サンドイッチのようなおむすびだ。

作っているのは白人のお兄さん。

具は、日本のコンビニ並みにいろいろある。

カレーや昆布、ツナ海老マヨやスパイシーアヒ(まぐろ)。

中でも 明太子 が美味しくて、行くたびに買う。

海老にしろ、明太子にしろ、こういう魚介系に心がしびれるのは、

私は骨の髄から日本人なのだなあと思う。

料理するのはめんどくさいけど、雑誌に載っていた「たらこスパゲティ」を作って食べたい欲求に駆られている。











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