太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

人じゃない何かに出くわした時、あなたは

2018-10-18 08:22:49 | 不思議なはなし
ハワイの新しい尊厳死の法律について書いたあと、少し日本の状況を調べてみた。

明確な法律はないが、事前に本人と家族の意思を文書にし、公証役場で正式に作成すればいいらしい。

でも、ちょっと違うのは、やりかたが、生命維持装置を止めるとか、

治療を行わないといった、消極的な方法しか書かれていない。

アメリカの、薬局で錠剤2個もらって飲む、というのは、やっぱり大きく違うのだろうなあ。



さて、ここからが今日の記事。




家に帰ったら、強盗に出くわしたとか、

路地裏で恐喝されたなど、恐ろしい状況になったとき、案外声は出ないものだと思う。

私は幸い、そういう状況になったことはないのだが、

夢の中では何度も体験していて、そのたびに喉が詰まったようになってしまう。

映画だと「キャーーーーッ!」とか「ギャーーーーッ!」とか叫ぶが、

あれは余裕がある証拠である。

それは相手が人間の場合。

それが人間ではなかったら?

なにかはわからない、でも人じゃない、なにか。

元は人だったものの、思念とか、とにかく明よりは暗、表よりは裏、

あまり良い感じがしないものだ。

昨日、夢の中で私はそういうものに出会った。

3mぐらい離れた場所に「それ」はいて、今まさに私に気づきつつある。

そのとき私はどうしたか。



「アリガト、アリガト、アリガト、アリガトーーーーッッッッ」



声の限りにそう叫びながら逃げた。

私は自分の叫び声で目が覚め、隣にいた夫も飛び起きた。

えたいのしれないものには、とりあえず感謝しとけば悪いことにはなるまい、

そういう考えが私にあったかどうか。

自分でも驚きの行動である。

「すごい嬉しい夢だったんだねーー」

夫が言った。










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