コーちゃんが来て6日目。
コーちゃん
先住猫と新入りのご対面の仕方といった情報はあふれていて、私たちはソフィアを家猫にするために、それらを勉強していたのだったが、
コーちゃんの場合は、とにかく時間がなかった。
先住猫たちには、よくよく話して聞かせてあったけれど、やはり突然現れた生き物が、
自分のハッピープレイスを侵略してゆくのはおもしろくないだろう。
オス猫は、最初は「フー」と言っていたが、もともと穏やかな性格なので、自分から匂いを嗅ぎにいったり、近くにいても黙って見ているようになった。
メス猫は激しくて、「フー!シャー!」と取り付く島もない。
コーちゃんが見える範囲にいるのも嫌な様子。
猫にだって感情もあれば相性もある。
以前、ペットシッターしていたお宅にいた2匹の猫は、互いに大嫌いで、
喧嘩はしないまでも、完全無視して別々に過ごしていた。
猫たちを怒らせないように、摩擦が起きないように、私などは気を回したくなるのだけれど、
猫のことは猫に任せるしかないのだと、夫は言う。
そして今朝。
ベッドメイクしたあとに、猫たちが遊びまわってぐっちゃぐちゃでお見苦しい・・・
ビミョーな三角関係。
左側の黄色い猫がオス、枕の上にいるのがメス。
ベッドの上は、先住猫のハッピープレイス。
夜はここで寝るし、昼間の多くをここで過ごしている模様。
一人で眠っていたコーちゃんが、2階に来ることを覚えて、二日前からコーちゃんもここで寝るようになった。
メス猫は怒って1階に行ってしまい、夜中に目が覚めると、メスが部屋の隅で恨めし気にこちらを見ていた。
昨夜は、この位置で夜を過ごした。
数日前なら、この距離だったらメス猫はプンプンだったのが、今日はなんとなく許容している。
突然現れた生き物に戸惑う大人の猫と、こわいオバサンがいるニャーと思っている仔猫。
3匹だけで、どうやって日中を過ごしているのかわからないけど、
彼らなりに居心地のいい立ち位置を見つけてくれたらいいなと思う。