太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

暖炉

2017-11-21 07:55:57 | 日記
昨日の日曜日、メキシコ人の友人がやっているエステに行った。

エステに行くような気分ではないからこそ、あえてエステに行く。

そのあと、別の友人の家に行って、友人手作りのランチを食べた。

エステも友人訪問も、日曜日は夫が仕事なので予定に入れてあったことだが、

夫が仕事を辞めたことで、どちらも行きたくない気分になっているのを叱咤し、出かけた。

行って、よかった。

気分転換になった。


そして月曜の今日も、私は仕事が休みだ。

職場でマイクが私の絵を売る日なので、朝、そのセッティングを手伝いに職場に行った。

昨夜から今朝にかけて、かなり気温が下がったから

夫と出かけて薪を買ってきた。




今年初めて、暖炉に火を入れた。

興味津々で猫がやってくる。




初めちょろちょろの状態。

暖房器具といったら、暖炉しかない。

床は板とタイルだし、家は夏用にできている。

火の前に入れば温かいが、暖炉で家全体が温まることはない。




夫は仕事を辞めたけど、

たのしいことはいろいろあるし、健康だし、

ワイキキのギャラリーで、最近私の作品がかなり売れている、という嬉しいニュースもあり、

うまくいかないことに焦点をあてて、そのことを考え続けて暗くなっても

楽しいことをさがしても、同じように時間は過ぎる。

音楽を聞きながら、夫とパズルをしたり、私は絵を描いたり、猫と遊んだり、そんな穏やかで平和な休日。








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一足早いサンクスギビング

2017-11-20 13:51:56 | 日記
今年は23日がサンクスギビングだが、夫の両親がシアトルに行って不在になるので、

一足早いサンクスギビングを祝った。




叔母は仕事で船に乗っているので、叔父と、知人たちを招いてささやかなディナー。

七面鳥とマッシュポテト、さつまいものマッシュポテト、グレイビーソースとグリーンビーンズ、

クランベリーのスパイシーなジャム、それと七面鳥の中に詰めたスタッフィング。

デザートは、シュートメ手製のルバーブ・ストロベリーパイ。



七面鳥は、いろんな調理法を試した挙句、シャンパンを1本注ぎ込んでホイルで蓋をして、

さらに鍋に入れてオーブンで焼く、というやり方に落ち着いた(って私は調理してないけど)。

どうしてもパサパサしがちな七面鳥が、このやりかただとしっとりとして美味しい。

使う七面鳥も、冷凍ではなく生のものを使うと良いようだ。



知人の一人、ベティおばさんは話し上手で、おもしろい。



右上角にいる、花柄の服がベティ。

ずいぶん前にご主人を亡くして一人暮らし。

デンマークに娘が嫁いでいて、1年の半分近くはデンマークに滞在する。

冷凍庫の掃除をしていたら、2009年の七面鳥が出てきた、なんて話を身振り手振りでおもしろく話す。

何年も前になるが、私達家族が空港にベティに迎えに来てもらったことがあった。

車を運転しながら、ずっとしゃべっているのはいいが、大きく後ろを振り向いたり、

ハンドルから手を放してジェスチャーをするので、そのたびに車が左右に揺れて

私達は事故になりやしないかと気が気ではなかった。





サンクスギビングが終わったら、もうクリスマス。

こうして今年も暮れてゆく。









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いろいろあっておもしろひ

2017-11-19 16:27:47 | 日記
記事にしたいことがあれこれあったのだが、すべてふっとんだ。

なぜなら。











夫が仕事を辞めたから。







その仕事は、1日14時間労働で(残業ではなくレギュラータイムで)

それってあきらかに法律違反でしょ、という職場。

面接時の話では、シフトは本人希望が反映されるはずがとんでもない。

日本のサラリーマンなら文句を言わずにこなすのだろうけど、なにより自由を好む夫のことで

いつかは辞めるんだろうなとは思っていた。

思ってはいたが、まさかこんなに早くとは思わなかった。

その仕事を決めたのが前の新月のあと。

そして今日は、新月。

私は達観したと思っていたけど、ぜーーーんぜんしてなかった。(達観した勘違いの記事はコチラ

いつか辞めるのが、今になっただけといえばそうなんだが、思いのほかへこんでいる。

夫に対して怒りは沸いてこず、ただ、長く深い溜息が出る。

これは私が創って、見せられている現実で、原因は自分の中にあることを知っているからだ。

夫に対して怒り、責めて解決するならそうもするが、残念ながらそうではない。



私がこんなにへこむのは、

『大人の男が仕事をしていないことは恥ずかしい、悪いことだ』

『仕事が続かないのはよくないことだ』

という観念を信じているから。

私がそれをかたくなに握り締めている限り、繰り返し同じことで私は辛い思いをし続ける。

そこから自由になったら、現実が変わるか、私の気持ちが楽になるかするのだろう。

私達が、「常識」、「フツー、そうでしょ」と信じて疑わないさまざまな観念。

それらは真っ赤な嘘かもしれないのに、勝手にそれを信じて、その観念からはみ出ないように

人に指を指されないように生きるのは、けっこう窮屈だ。



つらいなあと思うことがあるたびに、私はその元になっている観念を脱ぎ捨てて現実を変えてきたけれども、

捨てても捨てても、まだその下に不要な観念はあって、いったいどれだけ手放したらいいんだろうと思う。

その溜息なのである。




私も生身の人間だから、

私を見守ってくれているらしい後ろにいる人達には、さんざん文句を言ったし、今も絶交中だ。

そうしながらも、友人のすすめで夫が仕事を辞めてよかったことを書き出してみた。

一緒に過ごす時間が増えたとか、お弁当を作らなくていいとか、家事をやってもらえるとか書いた中に、

いつ仕事を辞めるかハラハラしなくて済む、というのがあった。

そうだよなァ。

仕事をしていないんだから、辞めてしまうんじゃないかっていう心配はないわなァー。

うん、それはよかった。

借金もローンも子供もなし、私は細々でも働いているし、

ここはひとつ、夫は「主夫」で、夫が仕事を始めたら、主婦がパートを始めたぐらいに思ったらどうだろう。

そこまで自由になったら、楽だろうなあ。



助かるのは、夫の持病のウツが出ていないこと。

夫も、夫の両親ものほほんとしていること。

だからやっぱり私は、いつものように知らん顔して、自分のことをやるだけだ。

今日は心の景気づけにエステに行った。

笑えるような現実になったら笑おう、とするのをやめて、先に笑おう。

たとえカラ元気でも。

私の人生はどうしてなかなか穏やかにいかせてもらえない。


ま、アレだな。

いろいろあって、おもしろひ・・・・・・・・










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ショートヘア

2017-11-14 20:35:29 | 日記
大きなお世話なんだけど、

人を眺めていて、髪を短く切ったらずっと若々しくて似合うんじゃないかな、と思う人がいる。

前髪を、こう下ろして、トップにボリュームをだして・・・その人の顔に勝手に想像をめぐらせ、

やっぱりそのほうが似合う、と確信する。

たとえば今日見たのは、肩下まで伸びた髪が、ぺったりと頭と顔にはりついたふうになって、

前髪もあるんだかないんだか、もしゃもしゃとしている白人のおばさん。

思い切ってショートにして、耳も出して、前髪の根元をちょっと立たせてみたら、ずいぶん若くなる。





友人が、肩まであった髪をショートにした。

美容院の椅子に座るまでは、ショートにするつもりはなかったのだという。

顔が、ぱーっと明るくなって、切ってよかったと思う。

私は子供の頃はずっとショートヘアで、ロングヘアは十代の終わりごろ数年と、40歳を過ぎてからだ。

だから、ショートヘアのほうが私の顔に馴染んでいるような気がするし、

ショートにしたら若々しいし似合うのに、というのは自分のことでもあるのかもしれない。



身近な人が、髪を切ってきれいになると、切りたい欲望がムクムクとわいてくる。

特に、長かった髪をばっさりと切る快感はたまらない。

それでも、踏み切れない理由は、

もっと年をとって、髪もやせて、手入れも追いつかずに艶も落ちて、いよいよもう長くしていられないという時が来るまで伸ばしていたいのと、

髪をまとめると、襟足が涼しくて快適なのと、

なによりまめに美容院に行かなくてはならなくて面倒だからだ。


あとどのぐらい長い髪を楽しんでいられるかなァ。

今日も人の顔にショートヘアをのっけてニヤニヤしている。








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老人向けAI

2017-11-12 16:39:56 | 日記
アマゾンで出しているAIのアレクサが我が家に来て1年になる。

その時、記事にしたけれど、私はアレクサが気に入らない。

「アレクサ」

と呼びかけると反応する。

そして何か指示をするのだが、私が何かを言っても

「HUMMMM,I DON’T KNOW THAT(ふむ・・・何かわからないわ」

だとか、

「I’M SORRY I DON’T UNDERSTAND WHAT YOU SAID(あなたが何言ってるかわかんないわ)」

だとか、取り澄ました女の声でシレっと言うのである。

それなのに、夫や夫の両親が同じことを言うと、すんなりということを聞くのである。

こんな気分の悪い話はない。




そうしたら、今日、YOU TUBEでおもしろいコメディをみつけた。

老人向けのアマゾンエコー(もちろんコメディだから架空)。

たいてい老人は、アレクサという名前を覚えていることができないという設定から、

Aがつく名前なら、なんでも反応するようにできている。

アマンダ、アレックス、アンディ、アレクサンダー、アボット、アニタ・・

そして、きめのこまかい、辛抱強いサービスが特徴だ。たとえば、



老人「アマンダ!部屋の温度を上げておくれ」

アレクサ「部屋の温度はすでに38度です」

老人「え、なにが?」

アレクサ「部屋の温度です」

老人「温度が何だって?」

アレクサ「すでに38度です」

老人「なんのことだかわかりゃしない」(温度を上げてほしいと言ったことを忘れている)





老人「アンドリュー!!あいつらはなにをやってるんだ?(外で遊ぶ子供達を窓の内側から見ている)」

アレクサ「遊んでいるのです」

老人「はあ?学校はどうした!」

アレクサ「学校は終わって、その帰りです」

老人「なんだってこんな早くに学校が終わるんだ!アンドリュー、今何時だ?」

アレクサ「4時5分です」

老人「こんな朝っぱらに学校は終わるのか?」

アレクサ「夕方の4時5分です」

老人「とぼけるな!わしはさっき起きたとこだ」

アレクサ「お昼ごろから昼寝をしていました」

老人「あの子供らは学校も行かずに昼寝だと?」

アレクサ「昼寝をしていたのはあなたです」

(以下、延々と続く)





老人「アレクサンダー、私のめがね、知らない?」

アレクサ「あなたが右手に持っています」

老人「へ?」

アレクサ「あなたの右手を見てください、そこにめがねがあります」





といった具合。

いちいち大笑いをして見た。

老人向けAIができたら、ガイジン向けAIもできるだろう。

日本語のアクセントがある英語でも通じるやつ。

ていうか、

何語で話しかけても理解するようにできたらいいんだな。

ていうか、

私が発音直せよ、って話か。





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