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(開設2015年1月1日)

本日の到着キット(2020-28・29)「レトロウィングス1/72 メッサーシュミットBf109Z-1」「同Z-2」

2020年06月28日 23時35分10秒 | 趣味
6月も今日を含めて残り3日で、今年も半分が過ぎようとしています。新型コロナの感染者はゼロになるどころか、都心を中心に増加している状況ですが、早くゼロになる事を願ってやみません。

先日届いたICM1/48Do217J-1/2で今月はもうキットの到着はないだろうと確信していたのですが、その確信が見事に外れ、新たに予約していたキットが2個届きましたので、紹介させて頂きます。来月の支払い額がちょっと心配です。

まずは一つ目。

「レトロウィングス1/72メッサーシュミットBf109Z-1試作双発戦闘機」です。レトロウィングスって初めて聞くメーカー名ですが、イギリスのメーカーだと言う事以外、詳しい事は分かりません。箱絵を見てお分かりだと思いますが、中身はAZモデル1/72Bf109G-6のキットが2個入っており、2個を繋ぎ合わせるための中央翼のパーツなどをこちらのメーカーでパーツ化した物を加えた内容となっています。 で、ここでちょっとあれっ?と思われた方はいませんか! Z型って-1とか-2なんてあったけ?と言う事もそうですが、それよりもこの箱絵、何かおかしいと思いませんか? これについてはのちほど…。

中身です。上に書いたように、AZモデル1/72Bf109G-6のキットが2個に、追加された中央翼パーツ及びあとで紹介するZ-2用のアンテナパーツなどを加えた構成となっています。封印されてるので、説明書の確認が出来ないのが残念です。説明書だけでも別にして欲しいですね。キャノピーのマスキングが入っているのは嬉しい点です。

でっち上げられたマーキングは3種類。なんと日本機仕様もあって、ちょっと惹かれますが、1番を選択する事はないですね。日本機仕様で行きますかね。でも、機首下部の黄色は要らないような…😊 デカールは、同社で作成されたもののようです。

続いて2キット目です。

同じくZ-2で、こちらは”試作双発夜間戦闘機”となっています。メーカーでは昼間タイプをZ-1、夜戦タイプをZ-2としているようですが、試作段階で終わってしまった機体ですので、こう言う型式分けは無かったと思います。 で、ここでZ-1のキットの箱絵と比べて?部分がお分かりでしょうか? 気付かれた方はかなりのドイツ機通かも…。

夜戦型のマーキングも3種類ですが、こちらには日本仕様の代わりにイタリア仕様が含まれています。以前作ったイ式の塗装を彷彿とさせる塗装のように思うのは私だけでしょうか? パーツ構成はZ-1と全く同じですので、割愛させて頂きます。

ここで先述したあれっ?についてですが、このキット、使用しているのはAZモデルのG-6だと言うのは紹介した通りですが、ここで既にあれっ?となりませんか! ZってF型を2機繋ぎ合わせたもので、G-6ではありません。AZモデルにはF型のキットも存在しているのに、なぜG-6のキットになったんですかね? これが最初のあれっ?です。次に、箱絵ですが、Z-1の箱絵を見ると、これは明らかにG-6ですよね。機首の円形バルジがその証拠。Z-2も含めて塗装図にもこのバルジが描かれています。ここが2つ目のあれっ?です。 F型にはこのような出っ張りはない筈で、寧ろZ-2のキットの箱絵が正しいように思います。 と言う事で、ちゃんとしたZにするには、バルジを除去し、主翼の脚収納部の膨らみを平らにする必要があると言う事になります。(バルジは別パーツなので、くっ付けなければいいだけ。) この辺、説明書に記載されているのかもしれませんが、確認出来ないので、なんとも言えません。なぜF型のキットにしなかったのか、ここが最大の謎ですね。AZモデルのF型キットってなぜか持っていないのですが、そんなにデキが悪いとは思えないのですが…。ZはAモデルのキットを所有していますが、考証的にはAモデルの方が正しいのかもしれませんね。 いずれにしても試作段階で終わってしまった機体なので、あれこれ言わずに作るのが良いのかもしれませんね。それでは、7月の到着キットをお楽しみに!