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(開設2015年1月1日)

キティホークモデル1/48 ヴォートXF5U-1 フライング フラップジャック試作戦闘機 製作記・4

2021年10月13日 23時45分00秒 | キティホークモデル1/48 XF5U-1製作記
10月も半ばだと言うのにこの異常とも思える暑さ、いつまで続くんでしょうか? エアコン、冷房から暖房になるのはまだ当分先になるようですね。

今月中の完成を目標にXF5U-1の製作を進めていますが、なかなかまとまった時間を確保出来ない状況下で、少々遅れ気味です。それに追い打ちをかけるように、パーツを破損してしまうと言う失態を演じてしまい、この先の製作、どうなる事やら…。

今回はサフ吹きからシャドウ吹きまでの様子の報告となりますので、同じような画像ばかりになります事、先にお知らせしておきます。

キャノピーを切り出した所です。ご覧のように、第2風防の両サイドに豪勢なアンダーゲートがあります。パーツを傷付けないようにとの配慮だとは思いますが、却って接着面の面出しを面倒なものにしてしまっています。個人的には好きじゃありません。このキット、殆どがアンダーゲートです。

水平尾翼と垂直尾翼を仮付けしました。この部分のフィット感はまずまずで、パテの必要がなくて助かりました。


水平尾翼の補助翼の作動アームですが、ゲートが写真のような位置にあり、ゲート処理が非常にやり辛いので、真鍮パイプに置き換えることにしました。なぜ、円の外側にゲートを設けないのか、理解に苦しみます。こう言う所の配慮が欲しいですね。本体の取り付け前に尾翼前縁を接着してしまうと取り付け出来なくなってしまうので、ここは本体に取り付けてから接着します。

キャノピーをマスキングして本体に仮組みしてみた所です。この写真では一見問題なさそうに見えますが…。少々不具合が発生します。

窓枠の下地を塗装して本付けしましたが、キャノピー前後に結構目立つ隙間が発生します。更に、第2風防が操縦席のヘッドレストと干渉して、そのままでは接着出来ません。(仮組み時はヘッドレスト及び前方の照準器は接着していません。) 第1風防は問題なく接着(タミヤ多用途接着剤使用)出来ましたが、第2風防は、ヘッドレストの干渉を少なくしてから力技を加えて瞬間接着剤で固定しています。接着面は溶きパテで修正しました。(マスキングした状態で接着してしまったので、コクピット内がどうなっているのか確認出来ていません。大丈夫でしょうか😟)


キャノピーの隙間部分はハンブロールのクリアフィックスを充填しました。(クリアレジンにしようか迷いましたが、以前、UVライトを照射しても固まらなかった事があったので、クリアフィックスにしました。)塗装でどうなるかですね?

下面にアンテナ、爆弾架を接着しました。で、迷ったのが水平尾翼にあるマスバランス(だと思う?)の取り付けで、先にくっ付けたら100%破損する自信があるので、完成寸前に取り付けようかかなり迷いました。ただ、塗装の利便性を考えると先にくっ付けてしまった方が楽なので、その楽さに負けてしまい先に接着してしまったのですが、それがあとで面倒を起こす事になってしまいました。

着艦フック?の収納部分に再度機内色を吹きました。まだこの時点ではマスバランスはちゃんとくっ付いたままですね。


各開口部に詰め物を施し、やっと最初のサフ吹きを行ないました。サフはクレオスの1200番グレーサフ(缶スプレー)を使用。

サフを吹けば必ずと言って良いほど修正箇所が見付かるもので、今回もその例に漏れることなく修正箇所が現れました。以下、その修正画像となります。


磨き不足が露呈してしまい、パテ盛り部分がかなり波打っていたので、再びサンディングを行ないました。こうなるかもしれないと思っていたこともあり、この部分のスジボリの再生はサフ吹き完了後としていました。


波打ち状態を修正して修正箇所にサフ吹きを行ないました。無事、修正出来たようです。この後、スジボリの再生を行ないました。

スジボリ再生に少々手こずり、左側は結局地肌が現れる始末。つまり何度もミスったってことです😅 何とか再生は完了したのですが…、ゲッ! 水平尾翼のマスバランスが!😢 あれだけ注意していたのにスジボリ再生中に気付かずに破損してしまったようです。外側2本がありません。1本は見付かりましたが、残りの1本が見付かりません。探す気力も失せてしまい、こうなりゃ自作するしかないやんけ!となり、0.8mmの真鍮線で自作しようとした所、その真鍮線の手持ちがない事が判明(って、使い切ってしまったのを覚えとけ!)。仕方ないので、Amazonに注文したのですが、届くのが16日の土曜日になりそうなので、早くても自作出来るのは17日以降になりそうです。(16日は日中留守になる予定)先っちょの卵型の部分はエポキシパテで既に作成しています。

自作は後回しになりましたが、塗装準備には支障がないので、シャドウ吹きを行ないました。下がシャドウ吹きが終わった状態です。


本体はミッドナイトブルー1色で、黒との明暗差があまりないので、果たしてシャドウ吹きの効果はあるのか半信半疑ですが、一応の効果を期待してガイアのEXブラックを0.2mmのエアブラシで吹きました。この状態でミッドナイトブルーを吹きますが、マスバランスの自作・取り付けが終わってからになります。来週には塗装出来るでしょう。それまでは、小物の塗装などを進めようと思っていますが、もう殆ど出来上がっています。残っているのは、プロペラブレード付け根の黒部分の塗装とデカール貼り位ですね。

次回は白黒画像状態から脱出出来そうです。
次こそ塗装開始となるその4へ続く。



10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (0-sen(零銭))
2021-10-17 20:07:07
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。急に寒くなりましたが、体調管理にはお気を付け下さい。
昨日・今日と都合で模型に触る時間がなく、マスバランスの自作には着手出来ていませんが、明日には何とか自作出来ると思います。注文していた真鍮線は届いています。今回自作した分は、後付けする事にして、先に本体の塗装とデカール貼りを終わらる予定です。
≻エンジンインテーク周りの作業がとても丁寧で、参考になります。⇒有難うございます。こう言って頂けると苦労して修正した甲斐があります。スジボリ再生に少々手こずりましたが、ようやく塗装段階突入です。今月中の完成は微妙ですが、焦らずマイペースで完成目指します。
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Unknown (日の丸航空隊)
2021-10-17 10:40:26
こんにちは。
XF5U-1の制作もかなり進みましたね。
マスバランスの紛失は痛かったですね。

私の場合は、ケースバイケースでおこなっていますが、先に付けたときは必ずトラブルが発生します。(T_T)

金属化したときは、先に付けてしまっています。

エンジンインテーク周りの作業がとても丁寧で、参考になります。
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Re:丁寧な処理に脱帽です (0-sen(零銭))
2021-10-15 23:35:10
Choro-Poo殿、いつもご丁寧なコメント有難うございます。
私にはカメムシに見えるXF5U-1の全体形がほぼ出来上がりました。吸気タービン部分の接着面の段差&隙間の修正に時間を食いましたが、綺麗に仕上がって良かったです。スジボリ再生を何度も失敗したりもしましたが、サフ吹きからシャドウ吹きまで一連の塗装準備も終わり、やっと塗装出来ると思ったら、マスバランスの破損に気付き、やれやれって感じです。シャドウ吹きも効果があるかどうか分かりませんし、無駄に終わる可能性もあります。まぁ、やってダメなら納得できますが、やらずにあとで、やってたらどうだったかなと思うよりはましかもしれません。マスバランスの自作が終われば塗装に入れそうです。
≻この機体のアスレターフックは機体の上面に格納されるんですね。珍しい・・・なんか後ろ向きに釣り竿を投げ出すような動きを想像してとても面白いです。⇒ハセガワのキットでは、72と言う事もあり省略されていた部分ですが、このキットで私も初めて知りました。上面にあるのって珍しいですね。組立て時はフックを展開した状態で組みますので、どのような形かはその時にご覧下さい。うまく行くかは分かりませんが…😅
クリアフィックスについては、クラキン殿のリコメに記載した通りですが、現状では入手は難しそうですね。
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-10-15 20:25:48
クラキン殿、ご心配頂き有難うございます。和歌山市の水道管橋の崩落はびっくりしましたが、こちらは特に支障なく生活出来ています。一時、スーパーのペットボトルの水が殆ど無くなっている状態でしたが、今はそれも元通りになっています。
今朝の地震ですが、まったく知りませんでした。こちらは震度1でしたので、気付かなかったんだと思いますが、母に聞いて知った次第です。被害などはなかったようで、良かったです。
XF5U-1は塗装間際にマスバランス破損と言う事になりましたが、自分の不注意が招いた結果ですので、仕方ありません。自作すれば何とかなるでしょう。来週には塗装からデカール貼りまで進みたいと思っています。
クリアフィックス(クリアーフィックスで検索するとヒットしますが、現状、入手は難しそうですね。)は小さな開口部に塗布すれば、透明部分を形成してパーツを嵌め込んだ感じに仕上がります。旅客機の窓ガラス成型などには重宝します。透明パーツの接着も可能ですが、強度は期待しない方が良いですね。
製作スタイルに関しての過分なお褒めのお言葉、有難うございます。特別なスキルは持ち合わせていませんが、完成するまで次のキットに着手しないと言う製作スタイルがこうさせているんだと思います。(たまに浮気する事もありますが…w)今月中には完成させたいのですが、どうなりますでしょうか?
コメント有難うございました。
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-10-15 20:04:22
ヒロシ殿、コメント有難うございます。
マスバランスの取り付けはかなり迷いましたが、纏めて塗装したい気持ちが勝り先付けしましたが、やはりは破損してしまいました。😅 破損しないようにかなり注意していたのですが、スジボリ再生に夢中になり過ぎたようです。急がば回れを身を持って知る事となりました。自作用の真鍮線は1日早く今日届きましたが、時間がなくてまだ何もしていません。来週には本体の塗装に入れそうです。
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丁寧な処理に脱帽です (Choro-Poo)
2021-10-15 18:13:20
こんばんは。
段々ユニークな形が整ってきましたね。
僅かな段差や隙間も見逃さず、きちんと整形されて行かれる姿勢を見習いたいと思います。
そういう詰めがつい甘くなるんですよね私の場合・・・(笑)。
マスバランスのような小さな部品は私もよく失くして、その度に伸ばしランナーやなんかでチマチマ作ります。
後付けの方が安全なのは重々承知ながらつい塗装前に付けたくなるのです。
ところで今知ったのですが、この機体のアスレターフックは機体の上面に格納されるんですね。珍しい・・・なんか後ろ向きに釣り竿を投げ出すような動きを想像してとても面白いです。
それはともかく、一歩づつ前進。
次はいよいよ本格塗装でしょうか。
どうなって行くのか、とても楽しみです♪。
クリアフィック調べてみます。
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Unknown (クラキン)
2021-10-15 17:53:58
水道橋崩落や先日の震度4の地震の被害は出ていませんでしょうか?
今週末からは急激に寒くなるそうなので風邪を引かないように注意しないといけません。
寝冷え防止に毛布を出しました。
クリアフィックスというのは初めて知りました。
クリアレジンよりも使いやすそうな感じですね。
それにしましても、数々の難関を粘り強くひとつひとつ乗り越えて、着実に完成に向かわれるお姿に敬服いたします。
私ならとっくに仕舞い込んでいるような気がします。
基本的な技術が高いからこそ出来るんでしょうね。
まだまだ難関がありそうですが、頑張って下さい。
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Unknown (ヒロシ)
2021-10-15 08:50:50
おはようございます。
いよいよ塗装作業というときにマスバランスの破損は痛いですね。
私も以前はこの手の細いものを先に付けていましたが、いくら注意していても破損することがあるので、今は面倒でも別々に塗装して最後に付けるようにしています。
その方が途中の作業でも取回ししやすいですし。
またモノによっては金属化したりして完成後の破損も防止するようにしています。
次回の塗装作業楽しみにしています。
頑張ってください!
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Unknown (0-sen(零銭))
2021-10-15 01:34:40
あきみず殿、コメント有難うございます。
≻キャノピーの合わせに、クリアフィックスと言うのを知りました。透明部のパテ埋めに使われるのですね。⇒透明パーツの接着や、旅客機などの小窓作成に結構重宝します。これと同じようなマテリアルにマイクロ・クリスタル クリアと言うのもありますが、こちらは木工ボンドのような感じで、乾くと透明になると言うものです。(過去のハリケーン製作時に使用しています。)
≻独特の形がよくわかるようになってきました。⇒尾翼を取り付けて本体の形状が良く分かるようになりましたね、1/48なので、けっこうな大きさがあります。
≻スジボリは好きではありませんが集中するとやりやすい角度に動かしてマスバランスを折ってしまうありますね。 真鍮線での新作両方ともに??⇒スジボリ再生は私も好きになれない作業ですが、今回はかなりパテを盛って削り込んだので、避けて通れなくなってしまったって感じです。この作業中に注意していたにも関わらずマスバランスを破損してしまいました。(後付けしか良かったかも?)紛失した2本のうち1本は見つかりましたので、1本だけ自作する予定です。延ばしランナーでの自作も考えましたが、うまく曲げられないと思い、真鍮線で自作しようと思っています。注文している真鍮線の到着が土曜日の予定なので、それまでは小物パーツでも弄っています。プロペラブレードの根元部分の黒塗装は終わっています。
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Unknown (あきみず)
2021-10-14 20:09:33
キャノピーの合わせに、クリアフィックス
と言うのを知りました。透明部のパテ埋め
に使われるのですね。独特の形が
よくわかるようになってきました。
スジボリは好きではありませんが
集中するとやりやすい角度に動かして
マスバランスを折ってしまう
ありますね。 真鍮線での新作
両方ともに??
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