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(開設2015年1月1日)

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その2 製作開始

2022年06月09日 18時36分30秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
お待たせしました。前回のキット紹介から既に10日ほど経ってしまいましたが、やっとB-36Bの製作中の様子をアップ出来る時間が出来ました。予約キットの到着や義母の葬儀などで、製作記アップの時間がなくて遅くなりましたが、製作の方はマイペースで進んでいます。

と言う事で、製作開始から現在の状態までの報告となります。

編集の都合で順序が若干前後しますが、このキット、飛行機キットの組み立てのセオリー通りではなく、まず本体に取り付ける周辺パーツの組み立てから開始となります。インストに従い脚部分の組み立てから開始です。

左が前脚、右がメインギアです。脚柱やホイール部分はファレホのスティールでの塗装指示となっていますが、Mr.カラー8番を基本にして以前自作した塗料が残っていたので、それを使用しました。タイヤは、タミヤラッカーLP65のラバーブラックを筆塗りしています。塗装前には黒サフを吹いています。

続いてインストではプロペラ関係の組み立てになるので、パーツを切り出しゲート処理やパーティングライン処理を行なったあと、こちらも黒サフを吹きました。▼

プロペラは回転するので、回転軸部分はマスキングしています。シルバー塗装はあとから纏めて塗装する事にしていますので、暫くこのまま放置となります。

ちょっとピンボケになっちゃいましたが、他の小物パーツも同様に黒サフを吹きました。プロペラの先端に黄色が入るので、この部分は白サフを吹き、黄色の下地としました。

プロペラの塗装が完了しました。黄色はガイアのサンシャインイエロー、黒はタミヤラッカーLP5のセミグロスブラックで塗装しています。一部、塗装出来ていない個所がありますが、ここは持ち手部分だった所で、スピナーを被せると見えなくなるので、問題ありません。

小物パーツの方は一先ず片付いたので、いよいよ本体の方に取り掛かります。

このキット、コクピット部分は完全省略となっており、パーツは一つもありません。キャノピーを取り付けたらまず中は見えなくなるので、これで良いんでしょうね? 脚庫などの内部は黒サフを吹いたあと、Mr.カラー351番ジンク・クロメイト タイプI(旧製品)を吹いておきました。

銃座を取り付ける部分に、落ち込み防止用のベロをプラ板で追加しておきました。落ち込んでしまうと取り出せません。この部分、銃座をしまい込んだ状態にするためのカバーパーツも用意されています。

主翼の上下を合体させました。アイは悪くなく、この時点でのパテの必要はありません。主脚は後付け可能ですが、かなり難しそうです。作動用アームを主翼内に落とし込まないよう、細心の注意を要求されます。何度か練習しましたが、難しい! 

接着剤の乾燥後、別パーツとなっているエアインテークを取り付けましたが、写真のように多少の隙間や段差が生じます。ここはパテの出番となりました。

スジボリを消さないためにラッカーパテを盛ってシンナーで拭き取る方法も考えたのですが、段差の修正は難しいと考え、ここはポリパテ(ウェーブ製)に登場願いました。最低限の使用に留めたくて、ご覧のような状態となりました。本来この部分にはパネルラインがあるので、サンディングだけで大丈夫そうな所にはパテは塗っていません。

サンディングが終わった状態です。神ヤスの240番から始め、400番、600番、800番の順で行ないました。(神ヤスの届かないエッジ部分は320番のペーパーを当てています。)最後に、1000番のスポンジヤスリで仕上げました。サフ吹きすると粗が出て来るかもしれないですが、取りあえずこれでサンディングは終了です。スジボリはかなり消滅しましたが、このまま進めます。

胴体左右を接着する前にオモリの調整を行ないました。説明書には20gと書かれていますが、ちょっと不足気味に思えたので、写真のようにパチンコ玉5個(約28g)で尻餅回避できそうです。オモリを入れるスペースは充分ありますが、合体した後からでは追加できません。主翼後端にプロペラが6基くっ付くので、その分の荷重を見込んでちょっと多目にしておくのが安心ですね。その分、脚の強度が逆に不安になるかもしれませんが…。(*_*;

所で、前回少し触れた主翼下面の赤の塗り分けですが、下の画像をご覧下さい。

黄色で囲んだ部分の塗り分けラインが異なっているのがお分かり頂けると思います。実際こうなっているのか、それともどっちかが間違っているのか・・・? 悩みますね。(上面は真っ直ぐのラインなので、恐らく図面のミスかと思います。) もう1点、青丸で囲んだAですが、これはシルバーの塗装となっている部分です。で、下の塗装図をご覧下さい。

こちらは上面図ですが、主翼前縁がAとなっており、上下で塗装指示が異なっているのです。これはE(ファレホのガンメタルグレー)が正解だと思います。ただ、このガンメタルグレーと言うのが良く分かりません。(アルクラッドIIのダークアルミが残っているので、これを使用する予定にしています。)

塗装まではまだ暫く時間がかかりますが、塗料の準備をしなければと思い、赤(オレンジレッドとなっている部分)を自作したのですが、うまく行きません。赤と黄色を混ぜればええやろと安直に考えていましたが、ガイアのブライトレッドとサンシャインイエローを混合してみた所、サンシャインイエローに含まれている白のせいで、ピンクがかったオレンジになってしまいます。Mr.カラーの黄色(白が含まれていないはず?)と赤を混合したらどうなるか試そうと思っているのですが、Mr.カラーの黄色を持っていないので、買って来ないといけません。この方法以外にオレンジレッドなる色に近い赤があれば教えて頂ければ助かります。

と言う事で、今回はここまでとなります。最後までご覧頂き有難うございました。

士の字目指して、その3に続きます。




10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パーツ状態から迫力あります (Choro-Poo)
2022-06-09 22:34:29
こんばんは。
いよいよ制作開始!。
早くもかなりな迫力を醸してますね。
ともかく完成まで楽しませていただきます♪。
よろしくお願いいたしま~す(笑)。
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水爆積んでピースメーカーという名前もすごい。 (もなたろー、だって猫だもん)
2022-06-10 03:00:22
0-sen様、こんばんは。お久しぶりです。
 0-sen様、御不幸続きだそうで大変ですね。精神的なストレスが心配です。私も、0-sen様と同じように昨年暮れから悲しいお別れが多く、数だけなら0-sen様より多いです。つい最近も仲の良いプラモ友だちが亡くなってしまいました。50歳になったばかりでした。
 0-sen様がモノのB-36のキットをアップしてくださったので、大型キット好きの彼のことをまた思い出しました。モノのこのキットも彼は作って作って見せてくれました。

 ところで、ローデンのB-36の塗装についてですが、0-sen様がお作りにる予定の塗装は北極基地所属の空軍機の塗装だと思います。北極基地所属機は、遭難の際の発見を容易にするため、機首、尾部、翼端を赤く目立つように塗装していました。最初はインシグニア・レッド。のちに60年代以降にインターナショナル・オレンジで塗装していたのだと思います。フルセント・オレンジ(蛍光オレンジ)も少しは使われたようですが、維持にコストがかるらしく、使用をやめたみたいです。
 それで、B-36は60年代には退役しているので、尾部や翼端は、インシグニア・レッドであり、インターナショナル・オレンジにはなっていなように思います。インシグニア・レッドはグンゼでは327番fs11136サンダーバーズの赤ですから、全然オレンジぽくないです。ローデンの説明書のオレンジ・レッドという表記は違うように思えます。しかし、インターナショナル・オレンジfs12197という色も難しく、QF-4Bに塗られた色ですが、全然オレンジぽくないです。でも、ベルx-1の塗色でもあり、こちらは、オレンジですよね。
 グンゼの327番はちょっと暗いので1/144には似合わないように思うので普通の3番の赤で塗るのがいいように思います。
 いろいろくだらないこと申し上げましたが、出典明らかにできずいい加減で御免なさい。記憶にのこっていることを申し上げただけなので間違っているかもしれないので話半分に聞いておいてくださると嬉しいです。
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Unknown (ヒロシ)
2022-06-10 10:20:37
おはようございます。
まず翼端の赤の塗り分けラインですが、下面はエンジンポッドのラインまでとなっているようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/1950%E5%B9%B4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2B-36%E7%88%86%E6%92%83%E6%A9%9F%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Convair_B-36B_Peacemaker_of_the_7th_Bombardment_Wing_in_flight,_in_1949_(176246696).jpg
この機体はキットのマーキングと同じものと思いますが如何でしょう?

また赤も普通の赤のように見えるので、もなたろー、だって猫だもん様が仰るように3番の赤かGX3のハーマンレッド辺りが良いように思います。

私の方も依頼品の工作が少し進んだので、ローデンのモホークをちょっと再開する予定です。
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Re:パーツ状態から迫力あります (0-sen(零銭))
2022-06-10 11:45:56
Choro-Poo殿、コメントありがとうございます。
≻いよいよ制作開始!。
早くもかなりな迫力を醸してますね。⇒色々あった中、ここまで製作進みました。1/144と言う事で、かなり省略されている部分もありますが、見た目のインパクトはかなりのものですね。
≻ともかく完成まで楽しませていただきます♪。
よろしくお願いいたしま~す(笑)。⇒こう言って頂くと俄然やる気が湧いてきますが、気持ちが空回りしないようにしないと、チョンボも多い人間ですので、要注意ですね😄 で、気付いたのがオモリです。水平尾翼を取り付けるのを忘れた状態で調整しているのに今気付きました。と言う事で、水平尾翼をくっ付けて再調整となります。多分、このままで大丈夫だと思いますが、油断できませんね。この先、シルバー塗装で悩みそうです。
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Re:水爆積んでピースメーカーという名前もすごい。 (0-sen(零銭))
2022-06-10 12:03:14
もなたろー、だって猫だもん殿、こんにちは。お久しぶりです。コメント、嬉しいです。有難うございます。
貴殿の周囲でもご不幸ごとが続いたとの事、心中お察し申し上げます。年齢的にちょどこのような年回りになったんでしょうが、命の儚さを感じずにはいられませんね。いつかは我が身ですので、生きているこの時間を大切にしたいものです。
さて、B-36Bですが、仰るように選択したマーキングは北極基地所属の空軍機の塗装です。模型的に赤が目立つので、迷いなくこちらを選択しました。所がローデンの塗装図で指定されているのがファレホで、しかもあまり馴染のない色名ばかりで、ちょっと混乱してしまいました。塗装図にもミスが多くて、悩みは尽きません。そんな中、貴殿からのコメント、非常に助かっております。今日、この後、Mr.カラーの黄色を買いに行こうと思っていたのですが、Mr.カラーの赤の瓶生でも行けそうな気がして来ました。ただ、この赤、何度も重ね塗りしていると黒っぽくなるので、この辺は注意しないといけませんね。ヒロシ殿からも同様のコメントを頂いているので、参考にさせて頂き、もう少し悩んでみようと思います。
改めまして、これからも、拙ブログへのコメントお待ちしております。ありがとうございました。🙇
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-06-10 12:25:02
ヒロシ殿、コメントありがとうございます。
Wikipediaに画像があったとは…。私もWikipediaを見ていたのに、お恥ずかしい限り。この画像、非常に参考になりますね。シルバーの塗り分けもキットの塗装図とはかなり異なっている感じですし、それほどシビアに考える必要もなさそうです。赤は写真では少し黒っぽく見えるので、3番の瓶生でも行けそうな気がします。ハーマンレッドって持っていないので、一度店頭で確かめてみます。
画像では銃座を収納していますが、キットの方は銃座を開放した状態で作る事にしています。
≻私の方も依頼品の工作が少し進んだので、ローデンのモホークをちょっと再開する予定です。⇒依頼品の製作との同時進行は大変だと思いますが、素晴らしい完成品の写真を見られる日を楽しみにしております。
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Unknown (クラキン)
2022-06-10 17:37:59
私もヒロシさんと同じWikiの写真を見ましたが、塗り分けラインは下面しか判りません。 別の写真を見ると上面は直線的な塗り分けラインのようです。
この赤色は写真を見る限りMr.カラー68番のモンツァレッドに近いように見えます。
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Unknown (あきみず)
2022-06-10 19:57:13
プロペラと小物部品の爪楊枝持ち手は
参考になります 自作されたのでしょう
大きな機体なので接着等気を使いますね。
カウリングの隙間もパテの種類も使い分けられるのですね。
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-06-10 23:15:13
クラキン殿、コメントありがとうございます。
Wikipediaは私も事前に見ていましたが、なぜか画像を見落としており、ホント情けないと言うか、なんと言うか、お恥ずかしい次第(/ω\)
上面の赤の塗り分けはキットの塗装図で間違いないと思うのですが、下面が左右で異なっていて、えっ?って感じで、皆様のお手を煩わせてしまう結果になってしまいました。実機画像を見る限り、下面はエンジンポッドのラインまでが正しいようですね。で、問題はその赤なんですが、実機ではやや黒っぽい赤に見えるので、Mr.カラー3番でも行けそうな気がしています。ハーマンレッドやモンツァレッドって所持したことないので、どんな色調なのか分かりませんが、今度、ジョーシンに行った時に確認してみようと思います。アドバイスに感謝申し上げます。🙇
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Unknown (0-sen(零銭))
2022-06-10 23:36:16
あきみず殿、コメントありがとうございます。
≻プロペラと小物部品の爪楊枝持ち手は
参考になります 自作されたのでしょう⇒これは市販されている商品です。各社から出ているようですが、私が使ってるのはクレオスの製品です。
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_38/2042.html
≻大きな機体なので接着等気を使いますね。⇒そうですね。今回は流し込み接着剤の消費量が多くなっていますね。接着不良で、あとで割れてしまうと言う事がありますので、そうならないよう、接着剤が合わせ面全てに行き渡るよう気を使いました。まだ胴体が残っていますが…。
≻カウリングの隙間もパテの種類も使い分けられるのですね。⇒小さな隙間埋めでしたらラッカーパテや溶きパテを使用しますが、今回は少々段差もあったので、ポリパテを使いました。主剤と硬化剤を混ぜる手間はありますが、ヒケが生じないのがメリットです。強度が必要な時は黒瞬なども使いますが、最近はあまり出番がないですね。あとはエポキシパテもたまに使ったりします。
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