Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

東京ジャーミイ(2019年3月17日参拝)

2019年04月08日 | 教会・モスク


今日は所用があり日帰りで東京へ。

新幹線で品川駅を経由、
小田急小田原線代々木上原駅に到着。

東京にはまだまだ参拝したい神社仏閣はあるが、
今日は余り参拝する時間も無いので、
仏教や神道じゃない他宗教の施設を訪れることにした。

代々木上原駅の近くには日本最大のモスクがあり、
その礼拝堂の美しさは類を見ないほど。

その美しさをネットで見てから、
いつかは訪れたいと思っていたので嬉しいです。


所在地:東京都渋谷区大山町1-19
宗派:イスラム教
開館時間:午前10:00~午後6:00
拝観料:無料


【縁起】
大正6年(1917)にロシア革命が起こると、
ロシア帝国に住んでいた回教徒・トルコ民族の多くは国外に避難、
特にザバイカル州及び満州在住の回教徒商人ら約600人は日本に移住。

そのうち約200人は東京周辺に居住し、
タタール族の僧正クルバンガリーらは、大正13年(1924)東京回教徒団を結成。

ジャーミイとはトルコ語で金曜礼拝を含む、
1日5回の礼拝が行われる大規模なモスクを表わし、
人の集まる場所を意味するアラビア語を語源としている。

前身である東京回教学院は昭和13年(1938)に、
ロシア帝国出身のタタール人達の為のモスクとして設立された。

同モスクが老朽化のため取り壊された後、
亡命タタール人たちがトルコの国籍を取得していた縁から、
トルコ共和国宗務庁の援助によってオスマン様式で再建され、
平成12年(2000)6月に開堂した。


【全景】




ミナレットという礼拝時刻の告知をする為の搭が印象的。

外観がとても美しい。


【入口】


どうしてもイスラム教のモスクとなると、
入って良いのか躊躇ってしまいますね。(^^;

ここは基本的にウェルカムな姿勢なので、
安心して入ってください。


【ロビー】


人生で二度目のモスクに入りました。

やっぱり少し緊張する。(^^;


【多目的ホール】




一階には広いホールと事務所があり、
こちらでは色々なイベントが行われるそうです。

また、お偉いさん方が来られた時に、
ここで会談する場所かも知れないですね。

軽く見学してお目当ての礼拝堂へ。


【洗い場】


ここで身を清めるんでしょうね。


【階段】


礼拝堂は二階にあります。


【境内】


あの建物は階段出入口に雨除けとしてありました。


【礼拝堂】






とても美しい外観です。

渋い日本の美が好きですが、
こういう華麗なる美も良いもんです。


【注意書き】




女性の方は服装が特に注意が必要です。

しかし、入口を入ったらすぐに、
黒いストールのようなモノがありました。


【聖堂内陣】








美しい。

これは凄いと呟くほど。


【ドーム天井】




まさに芸術。

ただただ美しい。

感動です。


【聖堂内陣】






三階に行って上から撮影したかったが、
女性しか行ってはいけません。


【ステンドグラス】






キリスト教の教会のステンドグラスより綺麗ですね。


【ミフラーブ】




日本語では聖龕(せいがん)と言い、
カアバの方向を示す礼拝堂内部正面の壁に、
モスクのキブラ壁に設置された窪み状の設備とのこと。


【ステンドグラス】



【ミンバル】


これは説教壇と呼ばれるものだそうです。

それにしても聖堂内の全てが美しくて、
時間があれば幾らでも見ていられますね。

しかし、私には行かなければならない教会がある。

名残り惜しい気持ちを持ちつつ聖堂を後にし一階へ。


【休憩室】


1階の休憩室です。

こちらも美しいです。


【トルコ紅茶】


チャイでしたが美味かったです。


【デーツ】


この得体の知れないものは何ぞや。(^^;

漬物みたいなモノなのかと食べるのを躊躇う。(苦笑)

でも、意を決して一粒食べてみたら、
甘くて美味しい。(^^

デーツとはナツメヤシの実のことで、
イスラム教の聖典コーランには神の与えた食物、
キリスト教の旧約聖書ではエデンの園の果実とされる。

またイスラム教徒がラマダン明けに最初に口にするのがデーツと言われる。

美味いしお腹が減っていたので5個いただきました。(^^


【銀食器】




トルコのお土産が一階で売っていました。

その中で気に入ったのがコレ。

思わず衝動買い。(^^


【外観】


東京ジャーミイは大満足でした。

また訪れたいです。