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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

……じゃあ、行ってくる。

2004-06-30 | コンサート・音楽・宝塚
(6月29日)
「行かんとこうかな」と何回か言った。

このところ家事は手抜きだ。
○○の練習もとどこおってる。
図書館で借りた本の返却日が迫っている。
甲子園の阪神―巨人戦の中継も見たい。

でも、夫は「ナブッコの序曲はいいから、行ってきたらいいやん」と。

で、行ったのは吹田市文化会館メイシアター大ホール、関西大学交響楽団のサマーコンサート。
曲目はヴェルディの歌劇「ナブッコ」より序曲、ベートーヴェンの「レオノーレ序曲第3番」、ドヴォルザークの「交響曲第9番<新世界より>」。
私のようなクラシックビギナーにはピッタリのメニュー。

ヴェルディとベートーヴェンは学生指揮、「新世界より」は客演指揮の井村誠貴さん。
学生指揮はそれぞれ女子学生。うしろ姿もカッコよく、あがるふうもなく、気持ちよさそうに振っている。
新世界は管のソロも目立つので、緊張しただろうに、見事に仕上がっていた。プロの指揮者の指導ってほんとにすごいと思う。
関大はさすが学生数も多く、オケのメンバーはほぼ自前で、客席も満員だった。

さて、チケットを買おうとホールの入口でサイフを取り出して、「当日け……」と言ったとこで私の腕を取って引っぱった人がいた。10メートルほど引っぱられたところで彼女が言うには、
「チケット持ってはる?」
「いいえ」
「じゃあ、これ使って」
「私がそちらにお払いするんですか?」
「いいの、いいの。招待券たくさんあるから使って!」
「あ・ありがとう。じゃあ、遠慮なく」

学生さん、500円をケチってごめんなさい。多分、出演者のお母さんだろう方、ありがとう。
「新世界」見事でした。やっぱり行ってよかったコンサートだった。




コメント
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