自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

2007年1月17日

2007-01-17 | 日常・身の回り
6434人が犠牲になった、阪神・淡路大震災から、干支が一巡しました。

今朝の5時46分、神戸は雨でした。
今年はたまたま起きていたのであって、直接あの揺れを経験した私ですら、震災の記憶は薄れつつあります。
この日、涙が浮かぶことはあってもこぼれることはなくなりました。

もちろん、忘れたくない思いを一杯抱えた方はたくさんいらっしゃるのですが・・・。



昨年の8月末から、私の住む集合住宅が大規模修理に入り、未だに終わっていません。

残暑のきつかった10月に、外壁塗装のため1週間窓を外側から目張りされた時には、気が滅入りました。


12年前、震災から10ヶ月くらい経ったころになってやっと、歪んで窓が閉まらなくなった窓枠の周囲を切り取って、改めて新しいサッシ枠をはめ込むという大工事を家に暮らしながら済ませました。

そのころより、一つ一つの工期が長くなっています。
職人さんが減っていることもあるのでしょうね。



震災直後の工事はどうにか住めるようにするための緊急工事、今回は改めてそのころ見逃した補修にも重点を置いていますので、余計工期が長引いています。


一昨年暮れ発覚した耐震偽造問題や、都会に次々建設される個人向けの高層住宅を見るにつけ、これから起こってくるであろう問題をしっかり想定しているのだろうかと気がかりです。

写真は昨年8月末からの工事の工程の一部です。
やっと、片面のお化粧直しが終わりました。


コメント
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