自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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キョウチクトウに気をつけて!

2007-07-21 | 花・木・実・いきもの・自然
去年、一昨年と、写真を撮るタイミングを失していた、うすピンクのキョウチクトウの写真が撮れました。

工場とガソリンスタンドの間に植えられていて、殺風景な景色を救っています。


キョウチクトウ、キョウチクトウ科です。

インド北部が原産地で、日本には江戸時代に入ってきたそうです。
夏中、元気に咲いているイメージがある花ですね。


乾燥にも水分過剰にも強い上、暑さにも寒さにも強いそうですよ。

さらに排ガス、煤煙にも強いから、高速道路沿い、工場の周りの生け垣などによく使われています。


でも、キョウチクトウには植物全体に強い毒性があるんだそうです。

毒の成分はオレアンドリンというアルカロイドで、致死量は体重1キロあたり、0.3mg。青酸カリの場合が4.4mgだそうですから、ケタはずれの猛毒です。


剪定した枝をゴミ出しのために広げて乾燥させていたところに、ネコがさわって、その毛をグルーミングして、死んでしまったケースがあったそうです。
燃やした煙も有害だそうですから、油断ができません。

枝を箸として使ったり、バーベキューの串として使って、口から体内に入ると、死に至ることがあるそうです。

身近にある花、キョウチクトウにはくれぐれも注意してくださいね。


(写真は6/8~7/8に撮影したものです。記事は週刊文春の竹内久美子さん(動物行動学研究家)の連載、ズバリ、答えましょうから引用しました)





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