兵庫県立美術館で見果てぬ夢―日本近代画家の絶筆を観てきました。
(兵庫での会期は終ってますが、松本、富山と巡回します)
まず、会場に入って最初の展示、青木 繁の作品を観て、これは貴重な展覧会にめぐり会えたゾと感じました。
絶筆だからといって、画家の最高傑作とはかぎりません。
でも、画家が亡くなる直前に描いた絵からは、本人の意志にかかわらず、何かが訴えかけてくるのです。

黒田清輝、前田寛治、古賀春江、藤島武二、須田国太郎、坂本繁二郎、梅原龍三郎、小磯良平、奥村土牛、秋野不矩、今井俊満・・・、よくぞここまで集めたと思える98人、約100点(会期途中、入れ替えあり)です。
昨年3月まで兵庫県立美術館の学芸員で、現在は国立新美術館の主任研究員、平井章一さんが10年来温めてきた構想をかたちにしました。
大往生、病死、自死、死の訪れ方は様々です。
個々の作品には亡くなったいきさつ、絵の説明が併せて掲示されています。その説明を逐一読みながらゆっくり観られる地方美術館の混み具合^^がうれしいです。
館内の別のフロアで開かれていたのは山村幸則さんの手ヂカラ、目ヂカラ、心のチカラです。こちらは11/18まで。
アイマスクをつけて、作品にさわって鑑賞します。アイマスクをしたとたん、足が前に出ません。
あの凸凹の誘導ブロックは高齢者、足の悪い人、幼児にとって、つまづいて危ないなーと思うことがあるのですが、目の不自由な人にとっても最良のものではないんだなーと、実感しました。
手でさわりながら感じ取った作品はアイマスクをとってみると、全く別物でした。
さわりもれていた^^部分も多かったです。
写真にあるのはジョアン・ミロと柳原義達のアイマスクなんですが、これもこの展覧会の出品作品の一部なんですって。

(兵庫での会期は終ってますが、松本、富山と巡回します)
まず、会場に入って最初の展示、青木 繁の作品を観て、これは貴重な展覧会にめぐり会えたゾと感じました。
絶筆だからといって、画家の最高傑作とはかぎりません。
でも、画家が亡くなる直前に描いた絵からは、本人の意志にかかわらず、何かが訴えかけてくるのです。
黒田清輝、前田寛治、古賀春江、藤島武二、須田国太郎、坂本繁二郎、梅原龍三郎、小磯良平、奥村土牛、秋野不矩、今井俊満・・・、よくぞここまで集めたと思える98人、約100点(会期途中、入れ替えあり)です。
昨年3月まで兵庫県立美術館の学芸員で、現在は国立新美術館の主任研究員、平井章一さんが10年来温めてきた構想をかたちにしました。
大往生、病死、自死、死の訪れ方は様々です。
個々の作品には亡くなったいきさつ、絵の説明が併せて掲示されています。その説明を逐一読みながらゆっくり観られる地方美術館の混み具合^^がうれしいです。
館内の別のフロアで開かれていたのは山村幸則さんの手ヂカラ、目ヂカラ、心のチカラです。こちらは11/18まで。
アイマスクをつけて、作品にさわって鑑賞します。アイマスクをしたとたん、足が前に出ません。
あの凸凹の誘導ブロックは高齢者、足の悪い人、幼児にとって、つまづいて危ないなーと思うことがあるのですが、目の不自由な人にとっても最良のものではないんだなーと、実感しました。
手でさわりながら感じ取った作品はアイマスクをとってみると、全く別物でした。
さわりもれていた^^部分も多かったです。
写真にあるのはジョアン・ミロと柳原義達のアイマスクなんですが、これもこの展覧会の出品作品の一部なんですって。
