自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

散歩道のヤブガラシ

2007-07-30 | 花・木・実・いきもの・自然
まるで、フェンスにからませて育てているようにすら見えるヤブガラシです。


生命力が旺盛で、蔓をを四方八方に伸ばし、からみついて、藪まで枯らしてしまう、というのが、藪枯らしという名前の由来です。

エネルギーのつまったツボミです。


ヤブガラシ、ブドウ科です。

別名のビンボウカズラ(貧乏葛)というのも、ちょっと気の毒な名前です。


小さな砂糖菓子のような花は、よく蜜を分泌して、昆虫を寄せつけます。

ところが、こんなに花をつけているのに、黒いブドウのような実をつける個体は少ないんですって。


オレンジの花盤のまわりの緑色の4枚が花びら。真ん中で黄色にとがっているのが雌しべ。冠の飾りのように4本伸びているのが、雄しべです。

花びらと雄しべは、咲いてすぐ落ちてしまいます。


コメント
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