明石市立文化博物館で「20世紀フランス絵画の精髄」展を観てきました(会期は11月8日まで)。
印象派以降のフランス絵画所蔵で名高い、山形美術館の服部コレクションの中から、60点の展示です。
ルオー、ピカソ、シャガール、ローランサン、ユトリロ、ヴラマンク、キスリング、ビュッフェなど、おなじみの名前が連なります。
そうそう、荻須高徳さんもタカノリ・オギスとして出展されていました。
そのオギスさんのパリの街角を描いた「マレー地区」やアンドレ・ブラジリエの「騎士たちの休息」にしばらく足を止めました。
85歳で亡くなったあとに、文化勲章を授与されたオギスさんは、パリの地に眠っています。
小さな規模ではありましたが、名作をゆっくり、落ち着いて観られた展覧会でした。