10月29日から始まった、第14回神戸100年映画祭の今年のテーマは、
すばらしき家族に乾杯!です。
初日、神戸新聞松方ホールで「大阪ハムレット」と、主演の松坂慶子さんのトークショーを見てきました。
生きるべきか死ぬべきかって、
生きとったらそれでいいやんか。
幸せってごっつうシンプルやで。
ってな調子で、オカンと3人の男の子たちと死んだオトンの弟(らしき?)おっちゃんと、オカンがまたまた産んだ赤ちゃん(―父親はだれだか分からないけれど、母親はまぎれもなくオカンなのだ)は、まさしくすばらしき家族なんです。
3兄弟のそれぞれの演技がすばらしい!
トークショーで舞台に上がった松坂さんはふっくらと美しい女優さんでした。
大きく胸元の開いた黒いドレスに、はおったピンクのラメ入りのカーディガンがピカピカ光ってました。
気取ったところなどまるでなくて、出演してきた映画の話、監督さんの話を観客に楽しんで聞いてもらいたいと、サービス精神いっぱいなのがよく分かりました。
主催はNPO法人で、スタッフは手弁当で運営しているような映画祭ですから、松坂さんのギャラも高くはなかったはずです。
松坂さんの好感度ぐ~んと、増しました。