3月6日(土) 神戸栄光教会で池宮正信さんのクラシックとラグタイムピアノ
3月6日(土)~22日(月)まで、三宮・元町・ハーバーランドエリアで音楽と街歩きを楽しむイベント、
「KOBE MUSIC WALK 2010」が開催されています。
その開催記念コンサートに行ってきました。
池宮正信さんのラグタイムとクラシックピアノのコンサートです。
(家に池宮さんのビデオとかCDがありました)
曲目は―
スコット・ジョプリン◆メープルリーフ・ラグ、ジ・エンターテイナー、菊
ジュリアL.ニーベルガル◆赤い蔦バラのラグ
ユービー・ブレイク◆シェビー・チェイス
ウイリアム・ボルコム◆最後のラグ
ユービー・ブレイク◆チャールストン・ラグ
マクドウエル◆野ばらへ贈呈
ショパン◆前奏曲変ニ長調(雨だれ)、ノクターン第20番嬰ハ短調 遺作
リスト◆愛の夢、コンサートエチュード〈パガニーニの主題による変奏曲〉
ラヴェル◆亡き王女のためのパヴァーヌ
シューマン◆ショパン(カーニバル)
ドビュッシー◆月の光
ほか
聴いている人たちを巻き込む楽しいコンサートだったのですが、池宮さんの生き方、暮らし方も素敵でした。
池宮さんは1946年生まれ、在米48年になります。
というのも、高校生の時、交換教授としてアメリカに赴任した父親について行ったまま、住み着いちゃったんですね。
アメリカの大学では原子物理学を学んだのですが、思うところあって、音楽の道に進んだそうです。
最終的にはインディアナ大学で修士号までとられます。
その後メーン州で音楽祭を主宰したり、国内外で演奏活動、ボランティア活動をされています。
現在はカナダ国境近くの自然タップリの場所で、自給自足の生活をされているそうです。
「うれしい!楽しい!ありがとう!」を信条にね。
後半のクラシック曲に合わせて、大きなスクリーンにその生活ぶりのスチール写真が写し出されます。
目と心が洗われるような美しい風景と周りの人々との結びつきです。
コンサート会場になった神戸栄光教会は1995年の阪神・淡路大震災で倒壊しましたが、2004年に再建され、その時パイプオルガンも設置されました。
教会のそばに赤い実をきれいにつけた木がありました。
ヒイラギモチ(チャイニーズ・ホーリー)、モチノキ科のようです。