俳優、パーソナリティー、エッセイスト等々、幅広く活躍されている小澤幹雄さん。
なかでも、クラシック音楽に係わる実績が多く、20数年前、FM東京系で放送された「やわらかクラシック」は硬く見られがちなクラシックをやわらかくほぐして紹介する企画・演出で、クラシックファンを増やしたという伝説の^^番組でした。
その番組のヘビーリスナーたちが友の会をつくって、年に何回か集まっています。
夫もそのうちの1人なのですが、今回は落語会^^だということで、参加させてもらいました。
会場は阪急石橋駅近くの88歳のおばさま会員さんのお宅。
昼食は別のメンバーの方が水了軒のお弁当を手配してくれてました。
この水了軒、2年ほどまえに破産したのですが、ブランドと工場を別会社にゆずって、復活してました。
宅配や、駅、デパ地下にも出店しているみたいです。
新大阪に勤務しているころは、よく帰京するときに買って、新幹線に乗り込んだものでした。
なつかしー。
昼食をとりながらの歓談では、小澤幹雄さんのお兄さん、指揮者の小澤征爾さんの話題も出て、3つの大手術を乗り越えてリハビリ中で、現在は力があり余って困るほどなんだそうですよ。
落語会の出演者は3人、まず、自称前座^^のやわくら亭怪調さん(友の会の会長さんです)の自作自演は「前田クリニック」。
広島から出張口演はアマチュア落語家修行中の会員、牡丹持家あんこさんの「花火狸」で、怪調さん作。
作品もしゃべりも見事でした。
トリはもちろん、おさわり家ポン助こと小澤幹雄さんで、「天災」と「転失気」です。
芸歴数十年(詳しくは知らない^^)の本格派です。にじみ出る風格があります。
プロの噺家さんにお稽古をつけてもらったり、寄席に通ったり、授業料は相当つぎ込んでいるとみました。
詩吟や独唱、朗読、音楽クイズも出て、みなさん、芸達者です。
ひとしきり遊んだあとは居酒屋・源樹やに場所を替えて、わりあいおとなしく^^飲み食いです。
いやー、日ごろ静かに地味に^^暮らしていますので、別世界を経験した一日でした。