5月19日(土) ザ・シンフォニーホールで芦屋交響楽団第77回定期演奏会
曲目は―
A.ヴェーベルン◆管弦楽のためのパッサカリア
R.シュトラウス◆メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作
D.ショスタコーヴィチ◆交響曲第5番
指揮/山下一史さん
ショスタコーヴィチの5番は今までに聴いたことがあるし、これからも聴く機会があるでしょうが、ヴェーベルンの管弦楽のためのパッサカリアとシュトラウスのメタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作は生演奏で今後聴くことはないかもしれません。
いつも、聞き覚えのない曲はすんなり入ってくることなどないのですが、2曲とも飽きることはなく、いいなーと思いながら聴いていました。
メタモルフォーゼンの楽器編成は本来、ヴァイオリン10、ヴィオラ5、チェロ5、コントラバス3の23人なのだそうです。
プログラムを読むと、曲の最後の部分を深めるため、大編成で演奏されることが多く、この日の芦響も弦楽器メンバー全員が参加していました。
ソロ1人1人の技量の高さが必要な23人の部分は身体にしみ入るような美しさでした。
私は素人ですから、専門的にどうのこうのと言える力はありません。
でも、「すごいなー」と言う言葉が思わず口に出る、感心させられた演奏会でした。