自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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神戸室内合奏団 夏のセレナーデ 星空コンサート

2012-08-05 | コンサート・音楽・宝塚

8月4日(土) シーサイドホテル舞子ビラ神戸 あじさいホールで神戸室内合奏団 星空コンサート

曲目は―
ハイドン◆交響曲 第1番
モーツァルト◆ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ヴァイオリン独奏/山本美樹子さん
レーガー◆抒情的アンダンテ「愛の夢」
モーツァルト◆ディヴェルティメント

アンコールで―
バッハ◆エア

客演コンサートマスター/岡山潔さん


星空コンサートといっても、開演は午後4時。
私は駅から高台のホテルに向かうシャトルバスに乗れなくて、汗だくでホールにたどりついたのでした。

プログラムは100曲以上交響曲をつくったハイドンの交響曲第1番と、演奏されることの比較的少ないモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番という、1番並び^^です。

バイオリン独奏の山本美樹子さんは優秀な演奏家であると同時に、博士学位をもつ研究者でもあります。

この日曲目や作曲者のレクチャーをしてくれた岡山潔さんによると、
“研究を通じて演奏が深いものになる”と山本さんのことを評していました。
聡明で清潔感にあふれたヴァイオリニストです。


「愛の夢」のレーガーはドイツの作曲家。
43歳で亡くなったのですが、1回の食事でシュニッツェル(どでかいカツレツ^^)を23枚も食べたというエピソードがあるそうです。

そのあり余る力があるせいか、作曲技巧が多様で煩雑なため、演奏者に敬遠されがちなのだとか。
このコンサートで演奏されたロマンチックな小品は若いころの作品だそうです。


演奏会が終わって、お茶を飲んで帰ってもまだ、猛暑の名残があって、星空は見えませんでした。

 

 

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