神戸市立博物館でプーシキン美術館展を観てきました。
会期は12月8日(日)までです。
ドラクロワ、ミレー、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ピカソ、マチスなど世界的な名画66点を間近に観られます。
このフランス絵画はロシアのプーシキン美術館の所蔵。
フランスもうらやむ「奇跡のコレクション」なのだそうです。
今年はルノワールの名画を数多く観るチャンスに恵まれました。
それで、ちょうど公開中の映画「ルノワール―陽だまりの裸婦」を観てから展覧会場に回ることにしました。
ところが、映画開始20分の魔の刻を乗り越えることができませんでした。
そのあたりから、だいぶうつらうつらしてしまった私です。
う~ん、また“いつか観なおさねば映画”のリストが増えました。
私の絵に暗い色はいらない――
というルノワール。
今回の展覧会の目玉だというべき、ルノワールの印象派時代最高の肖像画といわれる「ジャンヌ・サマリーの肖像」も明るさを落とした会場の中で、ひときわ明るい色彩を放っていました。
(映画のスチル写真は映画のサイトから借用しました)