清々しい青空と、やわらかく広がって流れる雲が見られた一日でした。
でも、この空の下の日本では相変わらずウイルスが悪さをし、世界的なスポーツイベントが開かれ、アジアの別の地域では戦争ににおびえる人が逃げまどっています。
なんという世界に私たちは生きているんでしょう。
できるだけ外出を控える日々、今日は溜っていた、もとい、溜り過ぎて^^いたDVD録画を観ました。
消去するときに日付を確かめたら2018年8月10日のNHKの放送でした。
タイトルは「よみがえる藤田嗣治~天才画家の素顔~」。
ナビゲーターは戸田恵梨香さん、パリの空の下を歩き、藤田の足跡をたどっていました。
恵梨香さんは30歳になる前、もちろんまだ結婚もしていません。
藤田嗣治の国内での展覧会は何回か行っていますが、こうやって映像を見、説明も加わると、日本国籍を捨てフランス人として亡くなった藤田の絵の観方も変わってきます。
太平洋戦争のさ中、彼も戦争画家として何枚かの戦争画を残しました。
終戦後、彼は戦争画家の代表として駐留軍との折衝役を押し付けられそうになります。
結局、画家は戦犯のリストに上がらなかったそうですが、どれほどの失望感を味わったことでしょう。
日本の周辺でも、ドンパチの音が聞こえ始めています。戦争は過去のものではありません。
今夜阪神タイガースはマツダスタジアムで広島に敗れ2連敗、負け越しです。
明日こそ頑張ってね。