自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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三人吉三廓初買~木ノ下歌舞伎

2024-10-20 | コンサート・音楽・宝塚

10月19日(土)、木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」を観てきました。
2日続けての兵庫県立芸術文化センター行きです。

 

舞台演劇にはほとんど足を運んだことがありません。叫ぶような発声が苦手だし、地方だと日程が限られ、演劇はどうしても料金が高めです。
でもこの公演、出演者も豪華なのに、リーズナブルな入場料でした。

年をとってから、暗くなると、ついうとうとと眠ってしまう私ですから、上演時間5時間を超えるのに、そのうとうと時間が少なかったのは奇跡でした。

木ノ下歌舞伎=キノカブは「歌舞伎演目の現代演劇化」というコンセプトで創られています。旗揚げは2006年、木ノ下裕一さんはまだ京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)に在学中でした。
初演は2014年、注目された舞台になりました。今公演は遊郭での人間模様を加え、三人吉三の相関関係や背景が分かりやすくなっているようです。

本来は出演予定のなかったお嬢吉三役の坂口涼太郎さんの評判の高いこと。
お坊吉三役の須賀健太さん、もう30歳になるのですね。子役から立派な俳優さんに脱皮しています。
役者さんたちはメインの役以外にも何役もこなしていて、大奮闘です。

歌舞伎^^ですから、随所に突拍子もない場面が現れます。
そんなところも含めて、何度も反芻して楽しめそうな舞台でした。

 

 

 

コメント (1)
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