4月28日(日) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
グリーン交響楽団 スプリングコンサート2024
曲目はー
スメタナ◆連作交響詩「わが祖国」全曲
1.ヴィシェフラド
2.ヴルタヴァ(モルダウ)
3.シャールカ
4.ボヘミアの森と草原から
5.ターボル
6.ブラニーク
アンコールでー
チャイコフスキー◆バレエ音楽「くるみ割り人形」より〈パ・ド・ドゥ〉
指揮:鈴木啓哉
グリーン交響楽団はみどり会メンバー会社の音楽愛好家が集まって1988年に結成されたアマチュアオーケストラ。そしてそのみどり会とは1970年の大阪万博で「みどり館」を共同出展した三和銀行(現・三菱UFJ銀行)と親密企業の出資で構成される企業サークルです。
一風変わった出自のオーケストラで、練習場所や日程を決めるのも難しいと、外部の人間の私など想像するのですが、練習が足りていると思わせる見事な演奏を聴かせてくれました。
2曲目のヴルタヴァ(モルダウ)は単曲で頻繁に演奏されますが、全曲いっぺんに生演奏で聴くことはめったにありません。
いい機会に恵まれました。
今年はスメタナ生誕200年にあたるそうです。
2曲目以降の作曲時、スメタナはほとんど耳が聴こえなかったようです。
祖国への思いが、彼の頭に心に、メロディを流し続けていたんでしょうね。
外の光が入って見えにくいのですが、休憩時間にホール外で撮った楽器の配置です。
ハープ2台が、ステージの上段に離れて配置され、1曲目の出だしを印象的に奏でていました。
その外にも、楽器の配置がおもしろい演奏会でした。
アマチュア オーケストラはあまりプロと変わらないのでは、と思わせるところがありますね。
グリーン交響楽団は企業で働いている人たちのオーケストラで秀逸なオーケストラのようですね。
私、チェコのプラハに行ったことがあります。ツアーでしたが、自由時間にスメタナホールを見学しました。
日本は小学校以前はおけいこごとで、中学以降は部活動で、音楽が盛ん
です。
でも、今は音高、音大の入学希望者が減っているようですね。
アマオケは先細りかもしれません。
私も滔々と流れるヴルタヴァ川のほんの一部分だけ^^を見てきました。