六甲アイランドにある、神戸ゆかりの美術館と神戸ファッション美術館の2館合同で開かれている千住博展を観てきました。
会期は11月4日(月)までです。
千住博さんはニューヨークを拠点に活躍する、現代日本を代表する日本画家です。
よくメディアに登場するので、彼の作品は何度も観たことがあるような気になっていますが、
10年以上前に1点だけ、滝の絵を観た記録が残っていました。
今回の展覧会は2020年、高野山金剛峯寺に奉納される襖絵の原画となる「瀧図」、
「断崖図」の展示で、またとない機会に恵まれました。
2作品は合わせると襖(ふすま)など約40面、総延長は40m以上になるそうです。
このほかに、千住さんの主要作品約30点が展示されています。
千住さんは1995年のベネチア・ビエンナーレで名誉賞を受けていますが、そのときの出品作「龍神Ⅰ・Ⅱ」も展示されています。
蛍光塗料で描かれた白い滝がブラックライトの照明によって表情を変えていきます。
この作品は撮影可でした。
壮大な滝が壁面を飾っているのですが、し~んと静かな世界でした。
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