8月21日の朝です。
ベランダから、まだまだ真夏のような空と雲を見ていたら、雲の中に生き物がたくさん隠れていました。
ぬいぐるみみたいに、むくむくのウサギ
左端に疾駆するイヌ
真ん中あたりには正面を向いたウーパールーパー
ナマズ似のタイ
数はたくさんできたのだけれど、あまり大きくならなかったベランダのゴーヤ。
動物さんたち、エサにどう?
そっか、苦いからいらないか。
8月21日の朝です。
ベランダから、まだまだ真夏のような空と雲を見ていたら、雲の中に生き物がたくさん隠れていました。
ぬいぐるみみたいに、むくむくのウサギ
左端に疾駆するイヌ
真ん中あたりには正面を向いたウーパールーパー
ナマズ似のタイ
数はたくさんできたのだけれど、あまり大きくならなかったベランダのゴーヤ。
動物さんたち、エサにどう?
そっか、苦いからいらないか。
8月20日(月)、宝塚大劇場で花組公演、ミュージカル・ファンタジー「サン=テグジュペリ」と、
ラテン・パッショネイト「CONGA!!」を観てきました。
蘭寿とむさんがトップになって1年、堂々とカッコいい、演技とダンスでした。
「サン=テグジュペリ」のオープニングは、まるでフィナーレのような大勢の出演者に囲まれた、小さな星の王子さまならぬ、大柄な^^蘭寿王子さまの登場です。
飛行士であり、作家だったサン=テグジュペリの波乱づくしの人生と、彼が残した作品「星の王子さま」が巧みにまじりあったストーリーです。
「CONGA!!」は激しいラテンのリズムとともに、情熱的なからみが、これでもかと続くステージでした。
還暦を過ぎた身としては、元気なばーさん、もとい元気で活躍している年上の女性は「希望」です。
笹本さんは今年の9月で98歳になります。
日本初の女性報道写真家です。
「好奇心・・・」のほうではこれまでの生き方、具体的な仕事ぶりが書かれています。
「97歳・・・」のほうは日々の暮らしぶりをが著されています。
笹本さんは6時起床。
テレビの英会話を見て、「みんなの体操」を一緒にするのが日課です。
いつも、メモ帳を手元に置いて、気になったことを記しているそうですよ。
英会話のフレーズなんかも、美しい筆記体でメモされています。
ところどころに、イラストも描き込まれていて、絵本のようなメモ帳です。
「97歳の幸福論。」には、“ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣”という副題がついていて、
その5つの秘訣とはこうです。
1.“温かい”家で暮らす
2.ちゃんと食べる、ちゃんと歩く
3.身だしなみに手を抜かない
4.年齢を悟られずに生きる
5.読む・書く・仕事&恋をする!
ですって。
ちょっと耳が痛いところもあるし、したくてもできないこともあるし・・・。
でも、参考にしたいところもたくさんあります。
カラー写真が多く使われていて、眺めていても楽しい本です。
京都国立近代美術館で会期終了間際のKATAGAMI Styleを観てきました。
京都は8月19日まで8月28日からは三重県立美術館に巡回します。
せっかく京都に行くからには、お寺の一つでも寄ってこようと思っていたのですが、京都はまだまだ暑い~と言ってるうちに、またもやギリギリになりました。
KATAGAMI―型紙というと、まず、洋裁で生地の上に置く型紙を思い浮かべてしまいますが、この展覧会の型紙は型染めに使う美濃和紙に彫刻刀で文様が彫られたもののことだそうです。
その、本来は染めの道具であった「型紙」が、「KATAGAMI」として、世界の美術やデザインに大きな影響を与えたそうなのです。
そのまま、織物に利用されるのはもちろんのこと、壁紙、食器、家具、アクセサリー、ポスター、建造物などに、巧みにデザイン化されています。
国内外約70カ所から集められた様々なジャンルの作品約400点が展示されていました。
美術館を出ようとしたころ、外は土砂降りの雨です。遠くで稲光りもしています。
ロビーの椅子が空いていたので、しばらくゆっくりしていることにしました。
本を読むには少し暗かったので、ぼんやりしていました。
閉館のころには、雨も上がったので、地下鉄の駅まで歩きました。
どこにも寄らずに帰ったのですが、この日(8/18)は大阪をはじめ、雷雨の被害が大きく、電車のダイヤが乱れていました。
8月16日付の新聞の小さな囲みに、詩人の和合亮一さんが、イギリス北部のエディンバラで朗読劇に参加したと、載っていました。
おやおや、イギリスまでつぶやき^^に行ったんですねー。
和合さんは今年44歳、福島県在住の詩人で、高校の現役の国語教師でもあり、3.11の時は小学校卒業目前だった息子さんと奥さんとで暮らしていました。
地震直後の3月16日からツイッターで思いのたけを発信し続けたことはあまりにも有名です。
最初の詩集を出版してから20年間で、世に送り出した詩集は6冊。
ところが、東日本大震災後の1年間で、出版した書籍は7冊にもなります。
詩集だけではなく、インタビュー集や写真と組み合わせたものなど、形態は多岐にわたります。
その7冊の中で、私が読んだのは2冊。
初期の詩集3部作の中の1冊「詩ノ黙礼」。
それぞれにタイトルはなく、4月から5月にかけてツイッター上に書き込まれたものが羅列されています。
もう1冊は「ふたたびの春に―震災ノート20110311-20120311」。
手帳にメモしていた断片的な言葉をまとめたそうです。
タイトルをつけて、詩として完成させたもの、散文のようなものが載っていました。
震源地から、遠く離れた地に住む者としては、肌に当たる空気・風の感覚や、ただよってくる臭いや、聞こえてくる様々なな音がない分、どうしても傍観者として読みがちで、被災地の一つの情報として、受け取ってしまった感があります。
でも、茫然と座り込むしかなかった被災者の方々のケータイに飛び込んでくる、のどからしぼり出すような言葉は、辛く苦しいのは自分だけじゃないのだと、気持ちを奮い立たせただろうと、想像ができます。
だから、和合さんの一連の行動に対して、
「・・・自分の野心のために震災を利用したとしか思えない。・・・もてはやしたメディアも悪い。・・・」
などと言い放った同業者(詩人)さんには、
「ちょっとそこまで言ったら酷じゃないかなー」と思うのです。
8月12日(日)、天満天神繁昌亭の昼席公演に行ってきました。
モーレツに暑い日で、JR大阪天満宮の地下駅を出たとたん、クラクラしました。
繁昌亭正面にはミストシャワーが設えてあったのですが、身体に届く間もなく蒸発していました。
出演者と演目は―
桂ぽんぽ娘★赤ちゃん談議
もともと浅草で8年間修業していた漫談家さん。
大須演芸場で出会った桂文福さんに心酔して落語家に転身。
上方で東京弁落語を口演します。
3月に4200gの女の子を産んだばかりの新米ママです。
赤ちゃん談義にリアリティが増しそう。
笑福亭瓶二★親子酒
親と子が酔っぱらっていくうちに、顔も目も赤みを帯びてくるところがすごいです。
露の団六★一眼国
節電トライアルに申し込んだので、クーラーを我慢してるって。
実は我が家もそうなんだけれど、さすがに8月はムリ。
マグナム小林★バイオリン漫談
羽織袴でバイオリンを使った声帯模写、だけじゃなく本格演奏も。
加えて、草履をタップシューズに履き替えてタップダンスまで披露。
バイオリンで食っていくのは生半可ではできません。
桂楽珍★金毘羅詣り
持ち時間のほとんどをオリンピック話で使っちゃってました。
桂三風★ああ定年
カラオケで2曲も歌ってました。
明るい高座のライトが消えました。
~仲入り~
桂朝太郎★マジカル落語
座布団に座ってマジックです。
桂枝女太★野ざらし
めくりの寄席文字の話から始まって、「しにょた」と言われることもあるけれど、「しめた」です。
淀川で骨を釣る夏向きの噺だけれど、恐くない。
桂あさ吉★たけのこ
英語落語で海外公演も。ただし、オチの翻訳には苦労してるようです。
桂福團治★藪入り
季節ネタです。
「暑おまんな。この暑い中よう来てくれはった。無理に聞かんでもよろし」と。
大トリの福團治さんの出演のころになると、私の集中力も尽きかけてくるのが、大問題なんですよ。
明け方の雷鳴と豪雨の音で、この日(8/14)の試合は中止かなーと思っていました。
天気予報も翌日にかけて雨でしたし。
中止の報がなかったので、出かけました。
球場に着いても、雲は低く、途中降雨中止もありそうな空模様でした。
先発メンバーです。
夏休み中のスタンドは観客でいっぱいでした。
開始時間ギリギリに着いたので、始めから3塁側に席をさがしました。
ユニフォームはオリックス、西武ともに白っぽくて、区別しにくい。
お弁当はなぜかトラッキー弁当。中身はう~~~ん、でした。
オリックス木佐貫は初回から走者をためますが、7回まで投げて失点は1。
西武、先発は岸。3番手の涌井が今季初勝利です。
中村おかわりくんは8回に同点ソロホームラン。
花火の時に、1塁側に移動しましたが、3塁側席ではオリックスへの大っぴらな応援は自粛しました。
周囲の人たちがしっかり西武を応援してましたからね。
延長11回、3-2で西武が勝ちました。
帰り道草むらで、虫の声を聞いた夜でした。
終わってしまいました。ロンドンオリンピック。
日本が獲得したメダルは金7、銀14、銅17で合計38。素晴らしい!
国別順位で、金メダルの数だとか、合計の数だとかはどうでもいい。
・・・とはいっても、やっぱり選手たちは出場した以上はメダルを取りたかっただろうし、
応援してるほうも嬉しいよね。
体操なんかはもっと取れたと思うしね。
時差のせいで、どれがLIVEで、どれが中継録画で、どれが総集編なんだか、とても見づらい番組編成だったけれど、楽しめました。
ありがとう!選手の皆さん!
特に、なでしこジャパン、女子バレー、卓球女子団体、レスリング女子。
勝利のあとの笑顔が素敵でした。
「柴田トヨ くじけないで展」を観たあとは大阪島屋7・8・9階にあるなんばダイニングメゾンで食事をして帰ることにしました。
レストラン街直近のエレベーターを使わなかったおかげで遠回りになって、8階屋上からきれいな夕方の空を見ることができました。
そして、かなり大規模な垂直花壇もです。
小さな垂直花壇は今までも見たことがありますが、これほど面積の広いのは初めてです。
オタフクナンテン、リュウノヒゲ、ワイヤープランツ、ハツユキカズラ、ノシラン、クリスマスローズ、ヘデラヘリックスなどが植えられているそうです。
で、夕食にいただいものといえば、新喜楽で活天婦羅定食、2100円なり。
ほかにもたくさんレストランが並んでいるのに、また天プラとはねー。
大阪島屋グランドホールで、著名人がつむぐ100歳の詩人「柴田トヨくじけないで展」を観てきました。
会期は8月14日(火)まで。毎度のことながら、すべり込みです。
トヨさんの詩集は「くじけないで」、「百歳」の2冊とも読みました。
一人息子の健一さんと推敲を繰り返しながら創り上げる詩は、少々お行儀よ過ぎる感もありますが、正確で美しいことばで紡がれています。
その2冊の詩集の中から選んだ詩を、著名人36人が揮毫した作品を展示してあるのが、この展覧会です。複数出品している方も多いので、合計で80点ほどあるようです。
どういった経緯で出品者が人選されたのか分かりませんが、さまざまな分野で活躍されている方たちの作品が並んでいました。
やなせたかしさん、市川團十郎さん、プリンセス天功さん、佐久間良子さん、舞の海秀平さん、船村徹さん・・・。
菊池雄星投手、AKB48の仁藤萌乃さん、EXILEのTAKAHIROさん・・・。
一部の作品は全国巡回がが終わったあと入札され、東日本大震災の復興支援活動に寄付されるそうです。
洋画家絹谷幸二さんの2色使いで、しかも少しずらして重ねた字、コシノヒロコさんのイラストが添えられた、踊っているような字、アートディレクター佐藤加士和さんの全体がデザインみたいで読めない^^字・・・。
それぞれ個性があって、おもしろくて、飾るスペースがあったら、買いたいです。
って、言うだけですけど・・・。