自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

花びら餅

2022-01-11 | 食べもの・飲みもの

所用で神戸に来た娘と待ち合わせて、デパ地下を通り抜けてバス停に向かおうとしたら、出口近くの特設の店舗に「花びら餅」が1個、ポツンと残っていました。
「今日までですよ~」、の呼び込みに思わず反応して購入しました。とても上品なお味の花びら餅でした。



花びら餅は、お正月にいただく和菓子として知られていますね。
白いお餅の中の淡いピンクの色が初春らしいです。

ミカンのフルーツ餅は娘のお土産。小さなミカンが丸ごと入ったフルーツ餅には「味感」という名前がついていました。




大相撲初場所は3日目。貴景勝・宇良戦は同体取り直しで宇良の勝ちでした。
たまり席の妖精さんが控えめに拍手していました。彼女の正座は驚異でしかありません。







 

 

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高野百合絵&黒田祐貴 デュオ・リサイタル

2022-01-10 | コンサート・音楽・宝塚

1月10日(月・祝) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
高野百合絵&黒田祐貴 デュオ・リサイタル

 

曲目と出演者は―
第1部
ロッシーニ◆歌劇『セヴィリアの理髪師』より〈私は町の何でも屋〉 ♠
ドヴォルザーク◆歌劇『ルサルカ』より〈月に寄せる歌〉 ♥

ベートーヴェン◆君を愛す ♠
グリーグ◆君を愛す ♠
R.シュトラウス◆君を愛す ♠
プッチーニ◆歌劇『トスカ』より〈歌に生き、愛に生き〉 ♥
 指揮者・佐渡裕さんを交えて3人のトーク
レオンカヴァッロ◆歌劇『道化師』より ネッダとシルヴィオの二重唱〈ネッダ! シルヴィオ! こんな時間に...〉 ♥&♠

第2部
レハール◆喜歌劇『ジュディッタ』より〈私の唇に熱い口づけを〉 ♥
ロウ◆ミュージカル『マイ・フェア・レディ』より〈踊り明かそう〉 ♥
J. シュトラウス2世◆喜歌劇『ジプシー男爵』より〈気楽な若者だった私は ーこれは本当の事〉 ♠
シェーンベルク◆ミュージカル『レ・ミゼラブル』より〈星よ〉 ♠
J. シュトラウス2世◆喜歌劇『こうもり』より 〈時計の二重唱〉 ♥&♠
レハール◆喜歌劇『メリー・ウィドウ』よりメドレー ♥&♠

アンコールで―
ビゼー◆『カルメン』より 〈ハバネラ〉♥ 〈闘牛士の歌〉♠
バーンスタイン◆『ウエスト・サイド・ストーリー』より〈サムウェア〉 ♥&♠

♥:高野百合絵さん  ♠:黒田祐貴さん
ピアノ:石野真穂さん

スペシャル・トーク・ゲスト:佐渡裕さん

昨年の夏、この同じ大ホールで喜歌劇『メリー・ウィドウ』を堂々と演じ切った高野百合絵さんと黒田祐貴さんのデュオ・リサイタルです。
大柄のお2人です。舞台映えがします。加えてその実力の高さ。
ともすると沈みがちな日々ですから、この華やかさは新年らしくて嬉しいです。

佐渡さんとのトークで、化粧が薄くなっててよかったと言われていた高野さん。なんのなんの大舞台では少々派手なほうがいいです。
亡くなった佐藤しのぶさんの再来とも言われている高野さんですが歌を超えた表現者でありたい、と抱負を語っていました。
黒田さんの抱負は47都道府県を回りたい。旅行ですか?と突っ込まれていましたが、もちろん全国で演奏会を開きたいということです。

ちなみに、黒田さんのご両親はともに音楽家で、お2人も佐渡さんの後輩。
今年のNHKニューイヤーオペラコンサートの司会を檀ふみさんとしていた黒田博さんが祐貴さんのお父さんです。

佐渡さんから次回は会場を超満員にしような。と言われていましたが、少し空席があるだけでした。

 

 

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又吉直樹のヘウレーカ ‶へそ″はどうしてついているの?

2022-01-09 | 映画・テレビ

ハードディスクの容量を増やそうと、古い録画を観ています。
野球シーズンは我が家のテレビは常に野球をつけているので、新作ドラマは2~3本録画、古くなる前にどうにか観る。
というのが私のパターンです。

結果、落語やドキュメンタリーがたまりにたまってしまいます。
又吉直樹のヘウレーカ「‶へそ”はどうしてついているの?」の回も2018年の11月8日放送でした。
消さないでとっておいてよかった~。



哺乳類には当たり前についている「へそ」。
爬虫類のカメにもある、ということを又吉さんが知るところから、この回は始まりました。
そこから人類の誕生や進化の謎に迫っていきます。

講師は東京大学総合研究博物館の遠藤秀紀教授。「設計変更を重ねてつぎはぎだらけのような体になってしまった失敗作が“ヒト”だ」と言います。

進化して二足歩行になったヒトは手が使え、身体の大きさに比べて脳が大きくなりました。
四足歩行の動物は目の前の敵だけ倒し、食べられるだけの獲物を確保します。なのに、ヒトは不要な殺りくができるほどの兵器をつくってしまった。

ヘウレーカ・・・なるほど、わかった、発見した・・・私ですが、一番心にとまったのは、遠藤先生が科学者を目指した動機です。

遠藤先生はキリスト教系の学校に通っていました。
宗教の授業中、教師である神父が「ヒトの起源を聖書に問うか? 科学に問うか?」との課題を出しました。

遠藤少年は科学が正しいという論をはり、聖書が正しいという同級生を泣かすまでやっつけたそうです。

神父は言いました。
「もちろん科学が正しい。でも、聖書に救われている人、この本にすがらないと生きていけない人が地球上には何十億もいる。私もその一人だ。そのことが分かる努力をした上で、遠藤君は科学の世界にまい進してほしい」

こういう先生や生徒が日本や世界を破滅から救ってくれると、ホッとしました。

又吉直樹のヘウレーカは昨年終了してしまいました。
まだ残っている録画を観るのが楽しみです。

 

 

 

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冬ぼたん展・無事すぎの路@相楽園

2022-01-08 | 花・木・実・いきもの・自然

相楽園冬ぼたん展を見てきました。
会期は16日(日)までです。

今日の神戸は抜けるような青空でした。風もなく、コロナ禍の下でさえなければ絶好の行楽日和だったのに・・・。



コメンテーターとして、いつも分かりやすく解説してくれる、免疫学の第一人者・大阪大学の宮坂昌之名誉教授は今日出演した番組で、マスク生活はあと2年は続くだろうと言っていました。
年寄りの2年って、とんでもなく貴重な時間なのになぁ。


相楽園にはみごとな蘇鉄園があります。

 

カナリーヤシと旧ハッサム住宅

 

芝生広場に冬ぼたん無事すぎの路
ボタンは藁ぼっち蛇の目傘の下で華やかな姿を見せています。
無事すぎの路では新しい1年が無事に過ぎるように、願いを込めて踏みしめ、スギの葉の傘の下を歩きます。

 

(1/8撮影)

 

 

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アルフォンス・ミュシャ展

2022-01-07 | 展覧会

神戸ファッション美術館で、
アール・ヌーヴォーの華~アルフォンス・ミュシャ展を観てきました。

会期は1月16日(日)までです。

 

ミュシャ(ムハ)は現在のチェコ出身、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック時代の代表的なアーティストです。
特徴あるポスターを始め、挿し絵、陶器、食品などのパッケージ、切手、宝くじ、ポストカードなど500点もの作品が展示されています。

展示作品の中で1点だけ撮影可だったジスモンダ(公演名)は女優サラ・ベルナールの演劇宣伝用にパリで制作されたポスターで、彼の名を世に知らしめるきっかけとなりました。

「ミュシャは女性を表現する詩人であることを止めなかった」と言われるように、ほとんどが女性像で占められています。

彼は「私は芸術のための芸術をつくるより、大衆のための絵の制作者でありたい」と唱えていました。
彼の絵が21世紀の現代でも世界中の家々の壁を飾って違和感がないのは、そんな発想で描かれたからかもしれませんね。

2009年5月にチェコのミュシャ(ムハ)美術館に行ったことがブログに残っています。
懐かしいです。

 

 

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富貴の花・冬ぼたん展

2022-01-06 | 花・木・実・いきもの・自然

花と緑のまち推進センターで始まった富貴の花・冬ぼたん展をのぞいてきました。
会期は16日(日)までです。



今年も近くに住んでいる恩恵を受けて、生
花^^カレンダーを見られそうです。

まずはお正月らしく、華やかなボタンから。
まだツボミの鉢が多かったので、会期中もう1度行ってみることにしましょう。

 

関東に積雪です。
新型コロナウイルス新規感染者が全国で4000人を超えました。

 

 

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ハルメク

2022-01-05 | 

昨夜4日のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のテレビ欄の記載はこうでした。
▽女性誌No1 編集長 大ヒットの秘密に迫る 2年で売り上げ倍増!どん底から大逆転

ハルメクのことだろうと、すぐ分かりました。
プロフェッショナルは編集長・山岡朝子さんです。
ターゲットは50代以上のおとな女性。書店に並ばない定期購読のみの月刊誌にもかかわらず、発行部数38万部は雑誌が売れない昨今では驚異的な売り上げです。
かく言う私もその38万部の中の1部^^の購読者で、購読開始から半年が過ぎました。

いつでも読めるとなると、熱心な読者ではなくなるというのが私の常ですが、相変わらず新聞広告にはキャッチーな文言が並び、実際本誌はよく企画・編集されています。

12月号の表紙に抜き出された特集は、*家族も自分も後悔しない終活 *手指のトラブルは治せます *フィンランド60代・70代の暮らし

1月号は、*体幹を整え一生、自分で歩く! *拭くだけ年末掃除 *冬の感染症・病気を防ぐ!
でした。

 

人生100年時代です。手ごろな価格で家まで配達されるハルメクの読者層はまだまだ厚いです。
放送の中に、読者はがきを編集者が読むシーンがあって、1枚のはがき「私は終活という言葉を好まないので、リレーノートを書いて残しています」というのを取り上げて、投稿者の取材に行っています。
すでに記事にもなっています。

いいですね。エンディングノートというより、リレーノート

ただ、私はハルメクの定期購読を続けるとは決めていません。
編集長や編集者たちへの応援の気持ちは十分あるんですけどね。


明日も寒くなりそうです。

 

 

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名手たちの交響楽団 ニューイヤーコンサート

2022-01-04 | コンサート・音楽・宝塚

1月4日(火) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ 第10回兵庫公演

曲目は―
J.シュトラウス2世◆喜歌劇「こうもり」序曲
A.ララ◆グラナダ
E.ディ・カプア◆オー・ソレ・ミオ
P.マスカーニ◆歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
G.プッチーニ◆
 歌劇「トスカ」より〈妙なる調和〉
 歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
 歌劇「トゥーランドット」より〈誰も寝てはならぬ〉
R.ワーグナー◆
 歌劇「リエンツィ」序曲
 歌劇「タンホイザー」序曲
 楽劇「ワルキューレ」より〈ワルキューレの騎行〉
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲

アンコールで―
F.デーレ◆スミレの花咲く頃(編曲:黒田健一さん)
J.シュトラウス1世◆ラデツキー行進曲

テノール:ン・健・ヌッツォさん
指揮:大友直人さん

プレトーク:三枝成彰さん





日本を代表するオーケストラのコンサートマスターや首席奏者など、トップクラスの演奏家が集結した、いわばオールスター・オーケストラの演奏会でした。
作曲家の三枝成彰さんと指揮者の大友直人さんが1992年に第1回の公演をスタートさせ、今回はちょうど100回目のステージです。

まず、開演前に三枝さんのプレトークです。
今年80歳になる三枝さん、だいぶ枯れてきた感じでした。
ワーグナーの楽譜は弾きこなすのは至難の業だけれど、このオーケストラだったら、完璧だとアピール。ドイツのコンサートホール事情なども盛り込んで話されました。


1曲目は「こうもり」の序曲。
元旦のウイーンフィルニューイヤーコンサートでも、演奏されていましたね。
ジョン・健・ヌッツォさんのオー・ソレ・ミオは大ホールを揺るがすほどの迫力でした。

アンコールのすみれの花咲く頃は大編成オーケストラ用編曲でした。宝塚で聴くのとは別の曲みたい。
で、最後に客席を巻き込んで、ラデツキー行進曲です。

新年最初のコンサートはとっても楽しめました。


新型コロナの感染者、1月4日とうとう1000人を超えました。
感染者0の県は7県です。第6波の始まりかもしれません。

 

 

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小説8050(新潮社)~林真理子さん

2022-01-03 | 

林真理子さんの「小説8050」は昨年読んだ小説の中で、一番印象に残っている作品です。
もっとも、ここ数年は読書量が減り、単行本は1年に50冊読めればいいほうですから、あまりにも分母が少なくて、一番をうたうのはふさわしくないかもしれませんが・・・。


8050は80代の親が50代の引きこもりの子を抱えることによって起こる様々な問題のことです。

タイトルに8050とありますが、この本の登場人物は50代の歯科医師の父親と専業主婦の母親、優秀な姉、引きこもっているのは難関の進学校に進みながら、7年間も自室に引きこもっている息子20代です。

引きこもったのはいじめがきっかけですが、それだけではありません。
新潮社のR誌「波」2021年5月号に俳優・三浦友和さんの書評が載っています。
それに、あらすじも感想も代弁^^してもらっちゃいましょう。

引きこもっていた息子は親をはじめ、多くの人の手助けで、自室を出られ、社会へも歩き出します。
希望ある結末がうれしいです。

林真理子さんとのお付き合い――もちろん著書を通じてのですよ――は、エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」(1982年)からですからちょうど40年になります。
彼女が歩き回った世界にほんの1ミリほど、足を踏み入れたこともありますから、活躍を見届けたい妹分のように勝手に思っています。

2022年、三が日があっと言う間に過ぎました。

 

 

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タイガース

2022-01-02 | 日常・身の回り

帰省中の娘が、使いたいところがあるからと、せっせと折り紙のトラを折っていました。
おう、おう、意外にかわいい。

たくさん揃って、まさにタイガースです。
以前、ウル虎の夏の試合観戦で、甲子園球場で着たジャージの上に乗せてみました。
ちょっと弱そうなタイガースチームの出来上がりです。

 

今日は新年にふさわしい好天でした。散歩がてら、小さな神社に初もうでしてきました。
お願いしたのは阪神タイガースの優勝ではありません。
それは優勝してほしいけれど、まず願うのはコロナの終息です。

 

 

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