新潟って、もっと涼しいところだと思ってた・・・
関東や西日本方面のかたがたがご来店の際に夏の新潟の暑さをそう表現されることがあります。つい先日も…雪国のイメージが強いからですかね?
たしかに冬期は厚い雲に覆われて日中でも薄暗い日が多い新潟、景色を見てもなんとなく寒々した色合いになります。
これは4ヵ月前の写真、〆張鶴醸造元・宮尾酒造さんの入り口付近の様子です。新酒の季節を知らせる杉玉の若々しく濃い緑色も含め、すべてが寒色系に見えますね。
今現在はこのように、すっかり色づきました。心なしか空気の色まで違って見えます。
この杉玉の色変化は そのまま蔵の中のお酒の熟成の目安になります。活き活きした緑から薄茶、そして茶色へときれいに枯れた色に変わっていくのと同時に、涼しいところで貯蔵されているお酒も風味が少しずつ熟してまろやかになっていきます。このくらいの杉玉の色を見ると、落ち着いていくお酒の風味とはうらはらに呑べえさんたちの気持ちは落ち着かなくなってしまうんですよねぇ、私もその一人です。今ごろ貯蔵タンクの中の酒は旨味がのってきているんだろうなぁ・・・と。
さて、そんなお酒のご案内をひとつ。
【7月25日発売予定】
〆張鶴 純米吟醸「越淡麗 原酒(こしたんれい げんしゅ)」
720ml 2,230円(税込)
本日よりご予約承ります。
まだ現物を見てませんし味も分かりませんので細かいことはコメントできません。現時点で言えるのは、
・毎年9月に発売される秋のシメハリ・純米吟醸「越淡麗」の原酒
・アルコール度数は17度(通常のお酒より1~2度高めです)
・原料米は新潟県村上産の「越淡麗」を使用
ということだけです。
(上の写真の酒瓶は通常の純米吟醸「越淡麗」のものです。あくまでもイメージとしてご覧ください。)
かなり幅広い場面に対応できる酒質だと予想してます。シメハリ好きのかたがたのみならず、多くの呑べえさんたちにぜひ飲んでいただきたいですわ。御中元にも間に合いそうですので新潟らしい贈りものとしてもおすすめです。数量限定品ですので無くなり次第販売終了となります。予めご了承ください。
それでは本日も日本酒で乾杯!