5月24日・水曜日 雨 のち 晴れ の新潟市西区です。
今日は全国新酒鑑評会の審査結果が発表されました。
https://www.nrib.go.jp/data/kan/shinshu/award/pdf/r04by_moku.pdf
明治44年(1911)に始まって今回で111回目でしたっけ? 鑑評会に対する私の生意気な考えは過去に何度か当ブログで書きましたのでこのたびはスルーします。
ちなみに全国新酒鑑評会とは…
『令和4酒造年度(令和4年7月~令和5年6月)に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。
現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、製造技術と品質の向上に果たす役割は極めて大きいものがあると考えています。』
(独立行政法人 酒類総合研究所のホームページより)
早い話しが、「日本全国の酒蔵さんが現時点でどれくらいの酒造技術を身につけているかを公平公正に審査する会」と言ってもいいと思います。
ただし、鑑評会に出品されているお酒は技術力を確認するための特別品質で私たちが普段飲むお酒とはコンセプトが違いますので、受賞蔵の欄に名前が載ってない酒蔵さんでも市販酒の水準が低いというワケではありませんし、受賞した酒蔵さんは「今回、減点が少ない優等生のお酒を造ることができた醸造場」と受け止めていただくのがよろしいかと存じます。参加していない酒蔵さんもあるらしいですしね。
とは言え、客観的に評価されることがつくり手の今後の励みや張り合いになるのであれば受賞したことを讃えるのも大事。あとはその技術を普段飲みのお酒に活かしていただければありがたいばかりですわ。
気軽に手に取れるお酒でも じゅうぶん品質がいい・・・ そういう品をおすすめしております。
それでは本日も日本酒で乾杯!(^o^)丿
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