今日はひと際明るく見えますな。
夜だというのに 雲の流れまで良く分かりますわ。
昼頃からでも店頭にススキを飾ろうかと思っておりましたが、ススキはどうやら自然の中にあったほうがそれらしく見えるような気がしまして、刈るのは止めました。
今現在 二合ほどの晩酌でいい気持ちの真っ只中。何千年前の人も、何千年あとの人も、私と同じ月を見るのでしょうかねぇ・・・
お天道さまもお月さまも、人間がこの世に現れるずっと前から、毎日同じことを繰り返しているんですから大したものですわ。天空から見たら、数えきれないほどの人間の中のたった一人なんですよね、私なんて。だからこそ、思ったように生きてナンボだと思っております。
きっとコヤツも中秋の月を見上げて、私とさほど変わらないことを感じているでしょう。
月夜だとこんなに明るいんだなあ、と夜道を歩いて思いました。
夜旅をする紋次郎さんに、もしどこかで出会ったらついて行けるように、今から夜目がきくようにしておこうと思っています。(私はあくまで、紋次郎は実在していると思っていますので)
それと、あの足の速さにもついて行けるように鍛えねば……。
カエル君たちは夜行性なので、今頃冬に備えてラストスパートをかけているのかもしれません。
月より団子ならず、月より虫、ムシ、むし……なんでしょうかねえ。
なかなか簡単ではありませんよね。
ましてや、お相手が渡世人となればなおのこと。
鍛え甲斐がありますな。
カエルの動きが少々鈍くなったようです。
寒くなったということですね。