今回は又、「京へと続く街道歩き」竹内康之著から無断で取りだしたコース案内図の青〇、深泥池地蔵堂からスタートします。
出発してすぐに、鞍馬街道左側の深泥池貴舩神社に到着です。
鞍馬街道は昨年10月家内が入院中に、家内の電動自転車(写真にも写ってます)で廻りましたので、丁度秋の大祭の頃でした。
鞍馬街道を通って参拝する総本宮貴船神社は、洛中からの参詣者も多かったですが、なんせ遠いので、寛文年間(1661~1673)に御分霊が行われ、鞍馬街道筋のこの場所に鎮座されたのが深泥池貴舩神社です。
よく他にもある、ここに参ったら同じご利益があると言う場所です。
総本宮は貴船と書きますが、ここは貴舩と遠慮したのか、船が舩になってます。
この深泥池貴舩神社の境内には、火の神様を祀る秋葉神社も有りました。
明治の廃仏毀釈で打ち壊されましたが、その修復を怠った村に大火が発生。
焼け跡を整理していると、漬物桶は焼けてましたが、中身は焼け残っていました。
いい匂いがしていたので、村の長が試食し、「酸い茎や」と言ったそうで、これが今の賀茂の名産「すぐき」発祥の歴史だそうです。
私も「千枚漬け」より「すぐき」の方が好きですし、元々この辺りがルーツの友人が年末には必ず、「すぐき」を持って来てくれます。
更に坂道を上がっていき、今の道から右に離れて、ケシ山山麓に沿うグネグネ道を、電動自転車でスイスイ上って行きました。(地図参照)
再び元の新しい道に合流すると、そこはもう峠のてっぺん近く、越えると岩倉畑枝です。
すぐきでお茶漬け、いっときハマりました。
ハタエダ、、、ですよね?懐かしい。パン屋の店頭販売のバイトしてたころ、そこの生協に、マイク持って放送するときだけ、上品にキャラ変する従業員さんが、おもしろくて注目していたことを思い出します。
違うわ、ハタエダは、果てしなくヒマな店でバイト時間が長かったとこやわ!
そのおばさんは、にしがも?でしたわ。
幡枝、こんな北までバイトに来てた青春が有るんですね。まさか木幡と間違ってはいませんよね。
昔から好きなのは、土井の柴漬け、一般の柴漬けは赤紫色ですけど、茶色だったような。他は千枚漬け、何枚でもいけます。
すぐき、あの酸味がちょっと苦手です。
土産に持って行っても、そんなに高いとは思われないので、苦労します。