島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

福崎

2011-11-29 | 播州
      
 青野原病院から西へ30分ほど車を走らすと、中国自動車道と播但自動車道が交差する町、
         福崎が有ります。
    福崎町立神崎郡歴史民俗資料館
 明治19年に町役場として建てられた建物が、ここに移築されて資料館になっていました。
 無料です、なんかの保存の募金箱に100円だけ入れました。
中の資料は、もひとつ私の興味を引きませんでしたが、建物自体はかっこよく、2階のテラスの柱は円柱、その下1階玄関の柱は角柱です。
     
 本来の目的は、この横にある
      柳田國男・松岡家顕彰会記念館 
 内部は写真禁止なので、普通の外観のみ。
「日本民俗学の父」と言われる柳田國男さんですが、「遠野物語」の名を知っているぐらいです。
イメージは東北なので、播州の地になんでと思ってしまいました。
館内のTVで、1950年代のNHKアーカイブを写していました。私の小学生の時は健在だったんですね。年とった時の顔は漫画の主人公のようです。
 國男の兄弟も皆偉くて、松岡家5兄弟と言われています。
長男松岡鼎が医者兼政治家、3男井上通泰は眼科医兼文学者、6男が柳田國男で、7男柳田静雄は海軍大佐兼言語学者、8男松岡映丘は日本画家です。
映丘の絵は、この前行った「細川家の至宝展」にも有りましたので、この人だけは少し知っていました。
 男ばかりの8人兄弟ですが、次男・4・5男はどんな人だったんでしょうね。
   (しらべたら、早世と書いてありました。安心しました。)
       
 隣には、國男が「日本一小さい家」と呼んだ生家が保存されていました。
4K+納屋なら充分大きそうですが、長男の嫁も同居で、嫁は出て行ったと書いてあったので、やっぱり8人も子がいたら狭かったのですかね。
      
 近くに「もちむぎのやかた
蕎麦にあらず、うどんにあらず、もちむぎです。
もち麦は大麦の一種だそうで、食べてみようと思いましたが、食堂はまだ早いので開いていず、売店で買ったもち麦製品を食べただけで、もちむぎ麺はお土産です。

   返事
花水木さん:ここは高度は高いようには思えません、大きな丘の上です。
喜珍さん:子供の時から近所の定点撮影しとけばよかったと思うこと有りますね。
和さん:青野原病院内には風情のある桜の老木が沢山有りますが、
     老木なので、満開が木全体にはならなかったです。
春の女神さん:ますます分からなくなりました。
     もともとのブログも女性の作品ですか?
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3 コメント

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Unknown (花水木)
2011-11-29 19:52:23
先生のブログは、ほとんど出かけない(きのこ以外は)私にとっての、「新日本紀行」です。
福崎と言う地名も、初めて知りました。
松岡家の方々は、〇〇兼△□の肩書きの方が多いですが、その場合、どちらに重きを置いてるんでしょう。

もちむぎも初めて知りましたが、味はどうですか?
もちと言うからには、食感がもちもちしてるとか・・・

つまらない質問ばかりですみません。
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Unknown (春の女神)
2011-12-01 13:16:32
こんにちは

雪ちゃんの日記・・(”の”が入ります)を始める前に書いていたものがあります。それは削除しました。そのことでしょうか?

柳田國男さんが、近所の大庄屋三木家の蔵書で学ばれたという話は有名ですよね。
没後50年で、いろいろ記念の行事が行われているようですね。
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Unknown (喜珍)
2011-12-01 20:14:18
「〇〇」兼「△□」・・・ほとんど、=「職業」兼「趣味」ですよね。

僕だったら、「地方公務員」兼「ゲートボーラー」・・・といったところでしょうか? (*^_^*)

>花水木さん

糊口を凌ぐためにやっていることと、食うに困らなければやりたいこと・・・どっちが大切なんでしょうねえ?
「△□」の方に重きを置きたいものの、現実には、「〇〇」の方に追われている人の方が多いのでしょうねえ。 (-_-;)
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