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出雲路橋に近づいてくると、左手に上善寺(ジョウゼンジ)のこの立派な門が有りました。
豊臣秀吉の京都改造に伴ってこの地に移ってきた寺なので、お土居が出来た(1951)頃だと思います。
明治の廃仏毀釈によって、深泥池畔にあった地蔵菩薩がここに移され、鞍馬口地蔵と呼ばれるようになりました。
これを祀る写真の六角堂も境内にあって、「六地蔵巡り」の一つになっています。
本堂の周りは、秋にもかかわらず、枯れ葉一つ落ちていません。
吉田松陰に高く評価され、久坂玄瑞・高杉晋作・吉田稔麿(トシマロ)と共に松門四天王と言われた入江九一(イリエクイチ)(私はこの人だけは知りませんでしたが)。
禁門の変(1864年元治元年)で28歳で討ち死にした長州藩士ですが、この寺に他7名と共に首塚が有ります(探したが入れないところに有るのか不明)。
上善寺の前、鞍馬口通りの南側に、昔時々饅頭を買っていた記憶のある「幸福屋」さんを見つけました。
思わず饅頭を数個買ってしまいましたが、店番のおばあさんの示した合計金額が安すぎましたので、優しく正直な私は「間違っているようです」と伝え、更に280円足して払いました。
280円でその名の通り幸福になった私です。
賀茂川が近づいてきて、出雲路橋西詰の交差点が見えてくると、鞍馬口通りは少し上り坂になっていました。
この辺りにお土居があったと思われるので、その土盛りの跡が残ってるためかと推測しましたが、単なる川の堤なのかもしれません。
やっと本当の「口」にたどり着いたのかもです。
春になったら、先生のブログを読みながら、
京都を散策したい気分になりますね!
こういう普通のコメントが私の心を打ちますね。(Toitennさんの場合ですが)
280円足して支払いの本来の価格は、いくらでしょう。
情報少なくて、珠算1級の私も計算出来ませぬ。
しかし、今時は、珠算も何の役にもなりません。
おばあさんは500~600円ぐらいを請求したので、もう一度計算をお願いして、払ったと思います。
珠算1級はすごいですね!私の中学同級生にも京都で上位の子が何人もいましたが、暗算してもらいそのすごさにびっくりしてしまった記憶が有ります。そろばんはすごいですよ!