久しぶりの1泊旅行、のんびりと出発です。
東海道に沿って国道1号線を車で走りますので、東海道五十三次の49番目の宿[土山」までにも、トイレ休憩は1回済んでいました。
道の駅「あいの土山」で、陽だまりの床几に座って杵つきだんご(1本150円)を食べました。
🍡を食べながら、1号線の向かい側に森が有ることを見つけましたので、国道に架かる陸橋を渡って見に行きました。
鈴鹿峠の悪鬼を平定した坂上田村麻呂を祀る田村神社、立派な神社です。
陸橋を越えて、田村神社境内を散歩、ミニ紅葉狩りです。
鈴鹿峠を簡単に越えて、東海道五十三次の47番目「関宿」も散策しました。
古い長い町並みが残ってますので、旅籠の二階からお女中さんが声をかけてくれるような気がしました。
2階からの眺めも再現できるような展望台も有りました。
その日は秋晴れの好天気。
明治15年創業の桶屋さん「桶重」、その街道に面した陽だまりの仕事場で、桶作りをしてる職人さんに声をかけて、色々教わりました。
軽いランチを食べた店の中には、日本最小 本棚ひとつ 関宿唯一の本屋 のこの棚が有りました。
店主の好みの本が並んでいるのではなく、知り合いの三重県尾鷲にある、漁村の本屋「トンガ坂文庫」の本が置いてあるそうです。
息子の車と同じ色の車の話の絵本が有ったので、40過ぎた息子のお土産にその絵本を買いましたが、喜んではくれないでしょうね。
お土産ついでに、先ほどの桶屋さんに戻って、風呂用の桶を買いました。
風呂用は水がかかるので、竹で締めるのではなく銅で締めるそうで、後日送ってくれるそうですが、京都で買うより安いと思いました。
この話好きな職人さんは、時代劇で見るような棺桶も、昔は実用として作ったことが有るそうで、棺桶は水が漏っても良いんだそうです。
関宿、保存地区が長い距離にわたって続いていて、なかなか良い町ですし、観光客も少ないのが良いですね。
宿泊する湯の山温泉に向かいます。
桶を置いて使ってるんですか?
棺桶もこれにしようかな。