三国祭
福井県三国町(ミクニチョウ)(東尋坊が有名です)の三国祭見学を目的にした1泊2日の旅行です。
朝早く出発、車で3時間ほどで芦原温泉に到着、宿の駐車場に車を置かせてもらい、目の前からえちぜん鉄道で三国駅に5分程で着きました。
まだ混んでいず、先着400名までがもらえる三国名物の酒まんじゅうまで貰えましたが、早速食べて美味しいので、売るほど買って帰りました。
北陸三大祭の一つ三国祭は、300年ほど続く三国神社のお祭りです。
我が家のお宝展、町内の家が40軒ほど、玄関やこのように店前にお宝を飾っています。
三国祭は、替わり番こに人形を乗せた山車(ダシ)が6台ほど出る祭りです。
毎年の写真が飾ってありましたが、武者人形が多いです。
以前の年に出た山車は、次の順番が来るまでそのまま山車蔵に置いてあって、祭りの時は又展示するようですね。
これは明智光秀。
7年に1回ぐらい巡行の役目が廻ってくるそうですが、最近は山車も減って3年に1回になった、と法被を着てる町内の地元の人が教えてくれました(おっさんの話なので、確かでないかも)。
巡行に当たった町内は、上の人形は新しく作り直すそうです。
空の山車蔵は、今年巡行に参加する町内の物でしょう。
猪八戒、歌舞伎からや武者人形が多いようで、女性の像はないようですね。
滅茶苦茶沢山の屋台が出てる、そう広くはない町内の道を巡って、やっと三国神社に到着。
三国神社参拝はたくさん並んでいたので、横の遠くの方からだけにしました。
猩々の山車が到着して、山車は全て神社前に集合したようです。
壱番 新選組 吉村貫一郎 浅田次郎の壬生義士伝で有名になりました、映画で中井貴一が演じてたと思います。
弐番 勧進帳 安宅関 富樫左衛門尉(サエモンノジョウ) 山車人形の下の屋台は慶応年間の作品です。
山車人形もちゃんと人形師が作ってるそうです。
参番 釣鐘弁慶 山車は三国神社に奉納する目的でつくられました。
四番 猩々 山車にはお囃子の子供たち5~6人と、指図する大人も数人乗ってますが、10人ほどで押したり引いたり曲げたりしてました。
五番 永代櫻(エイダイザクラ) 一つだけ人形ではありません。
1753年(宝暦3年)に初めて奉納され、これが飾り山車のはじめと言われていますが、その後武者人形を飾ることが主流になったので、1774年この町内も恒例の永代櫻ではなく武者人形を乗せた山車を奉納したところ、10月?の宵宮に町内に大火が起こりました。
これは火伏せの願いを込めて永代櫻を奉納してた初心を忘れたことへの神罰とおそれ、以後は現在まで山車番に当たった時は永代櫻を奉納してるようです。
六番 加藤清正 下の屋台は大正時代の作品で漆塗りですね。
この屋台は十区で共有してるようです。
午後になったら山車は出発するそうですが、疲れて腹も減ってるので、待てづに帰りました。
こんな祭 全然 知りませんでした。
でも、こういう祭をささえて行く人たちは、
大変でしょうね、、、。
昔はここは北前船で一部の人は金持ちだったようですね。
今年は各地でお祭が再開。
三社祭とか、神田明神祭りとか賑やかなニュースに、嬉しい気分になりました。
でも、こちら田舎の神社、今年はお祭やるようで、気が滅入ります。何故ならば、夫が役員になり、役務が多いのです。
祭り、見るのは楽しみだけど、裏方さんは大変です。
それと役員になると負担や責任が増えたり、そこにクレームがあったりするので、やる気がなくなりますよね。
皆が盛り上げていこうという気持ちが大事です、と他人事なら簡単に言えますが・・・。