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プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

最後の塗装作業

2020-11-30 15:35:00 | スクラッチ

 やっと来ました最終工程、タンクとシートエンドの塗装です。



 サフを吹いて磨いた作業を何回もやったと安心出来ないのがスクラッチ部品の常。

 本塗装に入る前に薄く色付けのつもりで吹くとやっぱり粗が目立ちます。

 此の際ですから、塗装して研磨の繰り返しで傷を埋めていくしか有りません。

 この工程何時まで続くやら・・・今週はこの作業に付きっきりになりそうです。



フィーラーキャップ

2020-11-27 22:55:00 | スクラッチ

 タンクとシートエンドを塗装する前にもう一つ作って置かなければいけない物が有りました。

 タンクのフィーラーキャップですが、これも小さな部品でタンクに合わせ大きさもバランスを考えなければなりません。



 タンクにはあらかじめベースになる5mmの円盤を接着済みで、若干大き目なこんな形のプレートを2枚1mmプラ板から切り出して形を大まかに整えています。




 ヒンジになる部分を作り・・・。



 こんな風に。

 そしてタンクに置いてみました。



 概ね良しとして、これから少し削り込んで完成させます。



エアーバルブ?

2020-11-26 20:27:00 | スクラッチ
 今回のモデルの中で、ボルトやナットを除いて一番小さな部品になる物を作りました。



 フロントサス・インナーチューブのトップに有るエアーバルブです。

 
 大型車やオフロード車などに見受けられる減衰力を任意に調整出来る装置、小排気量には必要無いと思われがちですが、レース走行ともなると非力な小排気量車ならではのブレーキングやコーナリング中の姿勢変化でのタイムロスを極力短縮したいという思いは強い筈。


 そんな訳で・・・材料は0.3mmアルミ板、1.4mm真鍮パイプ、1mmアルミ棒を使って作ったのですが、あまりにも小さいのと見えないのとで何個もピンセットから飛び出して行方不明になりました。


 四苦八苦しながら作った部品を実際に取り付けました。



 トップブリッジからチョコっと見える程度の部品、気付く人いますかねぇ。

 この部分の残す部品は真ん中のステムボルトだけになりました。



シート最終

2020-11-25 15:50:00 | スクラッチ
 
 ベースに表情を付けています。

 一般的には無表情な一枚ものでペロンとした感じのシートが多いのですが、折角なのでドリーム50やCR110の様な縦溝が入ったやつを作ろうと1mmのプラ板にカッターで彫刻しています。



 シート面にエグリを設けたのはデザイン上の事では無く、タンクバンドのロックに手を掛けやすくするための物です。

 そしてシートエンドに被せてみました。


  

 少し被さりが広すぎの様なので修正します。




 幅を詰め、リベット穴を開けてリベットに見立てた虫ピンを差し込んでリベット頭の大きさを検討中。


 リベットの頭を全て1mmに揃えシートにリベットが少しめり込んだ表情を付けています。




 そしてシートエンドを仮付けして様子見・・・形としては完成しました。



 これでタンクとシートエンドを同時に塗装出来ます。


 因みにシートをフレームに仮置きすると・・・。



 こんな感じ、そろそろ完成が見えて来たかしら?