プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

ヒヤヒヤもの。

2013-09-28 21:45:00 | Manx Racer
 ヘッドフィンとポート兼用のスペーサーを作り、ベベルシャフトのパイプを通してみました。

 ザッと切り出し、ザッと重ねたので微調整や接着はこれからですが、微妙な箇所の穴開けは冷や汗物です。



 0.3ミリのプラ板に4ミリの穴を開けるには、いきなり太いドリルは使えないので順々にドリルの刃を太い物に替えて行くんですが、太くなるに連れて0.5ミリ間隔くらいの刃しか無くなっているもんだから、3.5ミリからいきなり4.0ミリにしなければなりませんでした。

 もう少し種類を細かく揃えないと・・・貧乏モデラーとしては辛いところです。

 それでも何とか穴を開けられたので4.0ミリのアルミパイプを通して様子見です。

 何とかなるのかしら・・・先は長いなぁ~~。

ヘッド

2013-09-26 21:59:00 | Manx Racer
 マンクスのエンジンに付いてネットで検索してみるといろいろ出てきますねぇ。

 大きく違う物や微妙に違うものまで有るわ有るわ・・・。

 其の中でこれで良いのでは?っと思えた物でヘッドフィンを切り出してみました。

 仮のスペーサーを挟んで実際に積み重ねてみます。



 ピンが刺してある方が後ろ側。

 実際調べてみないと絶対に分からない微妙な作りでしょ。

 吸排気ポートはピストンの中心から進行方向にして右に10°くらい斜めに口を開けているので、フィンもそれに見合う形状になっているんだなぁと納得しています。

 キット部品のヘッドの前後は殆んど平らですから随分違うと思いますよ。

 問題はこれから先、考える時間も半端じゃないですよ。

シリンダー

2013-09-21 22:56:00 | Manx Racer
 フィンとフィンの間の厚さが決定したのでシリンダー部分だけ正式に作り始めました。

 クランクケースからヘッドまで立ち上がるベベルギアのシャフトトンネルパイプの材料も何とか見つけ出せたので微妙な工作も間近です。

 其の前にヘッドも作らないとなりません。



 フィンの厚みは0.3mmですが、そのままではそれでも厚みが有る様なので、更に薄く斜めに両面から削り込んでいます。

 実際のエンジンフィンは先端は薄く、奥に行くほど若干厚くなっているのですがそこまでは無理。

 それにしてもマンクスの繊細なシリンダーフィンを、実際ではどんな型を作って作っていたのか凄く興味が湧いてきました。

やはり積層しか無いか。

2013-09-20 21:34:00 | Manx Racer
 マンクスレーサーのエンジン、実際の物とはイメージがかけ離れていてフィンの厚みが台無しにしている。

 数多い作例を見てもシリンダーから上を作り直している作品が多いのもうなずけます。

 ただ作り直すのもアルミ板などの金属の板で作っているのが多いので参考にはなり難し・・・。

 私はそんな腕も材料も無いので、いつもの様にプラ板を使ってトライすることにしました。

 キット部品のシリンダーを参考にして寸法を測り、それに見合うプラ板を探すのだが・・・そうは簡単に見つかる筈も無い。

 ここではフィンとフィンの間のシリンダー壁の厚みをどの位取れば違和感の無いシリンダーになるのか試作しているところです。

 フィンの厚みは一枚板で行きたいので0.3mmに仮定して、間隔を取る厚みはプラ板を合板にして作るしか有りません。



 計算上はピッタリだとしても、何せ手作りのため上手く行くはずもないので幾分薄めに設定して誤差を修正しながら試行錯誤。

 何度か組んだりバラしたりを繰り返した挙句・・・コンマ1~2mmくらいの誤差で収束出来そう。

 これなら殆んど分からない範囲だと思うのだが・・・。

最近の定番。

2013-09-09 23:42:00 | Manx Racer
 レーサーとかスポーツタイプのモデルを作る時、当然履かせたいのはH型アルミリムですが、キット部品にそれを望むのは一部のプロター製品か、タミヤのRC166くらい。

 そこでどうしても欲しいとなれば、キット部品を改造してH型リムにしなければならないわけです。

 だいぶ前からこの改造工作を始め、コツを掴み同時に道具を開発してきました。

 製作数もだいぶ多くなってきて、製作上の注意点も把握できたのでそんなに苦労することも無く仕上げられる様になったのは幸せと言うべきでしょうか。

 縮尺に関係なくこういう物が作れる様になるのが昔からの夢でしたから。



 キット部品のスポーク部分を切り落とした状態のリムとハブです。

 ハブもスクラッチしますが、先にリムから始めています。



 そして仕上がったリム。

 元の状態がどんな形か分かりにくいかも知れませんが、兎に角妙な形をしていました。

 プラ板を貼ってただ削って形を出すだけですからどうって事は無いと思われる方は多いかと思いますが、試しに挑戦しようかと思っている方、どんどん挑戦有れ、応援しますよ。