プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

小物少々

2014-04-30 22:32:00 | Manx Racer
 マンクスに関する更新が滞っていますが、何もしていない訳では無いので少しだけだけど進めている物を更新ネタにしてみます。

 エンジンの工作がほぼ終わってから暫く経ちますがキャブの工作が終わっていませんでした。

 其の間近に有るオイルタンクと其の工作も・・・・。

 其の中でキャブとオイルタンクのキャップを作っています。



 プロターらしい部品分割で、ファンネルを含めて4個の部品からキャブは構成されています。

 キャブ本体の上と横から穴を開け、塞がっているファンネルの穴も開けました。

 ボディーの上からピストンとなるアルミ棒の短く切った物を押し込んで、ファンネルから覗き込むとピストンが微かに見える様にしています。


 もう一つはオイルタンクキャップ。

 サイズは違うけどフェールタンクキャップと同じメーカー、エノット社製という設定で作っています。



 6mmに満たない直径の大きさなので私の太い指での工作には厳しい物ですが、えぐれたシートの間からキッチリ見えてしまうので、それなりの工作が必要と考えたのと、いずれフェールタンクを作った時にもう一つキャップを作るための練習のためでも有ります。

 別に開閉しなくても良かったのですが、物はついでと・・・、それにフェールタンクキャップにも応用出来るので良いかも・・・ってね。

上手くいったかな?

2014-04-22 22:56:00 | 模型
 ギタギタだった表面を必死で磨き艶はでたけどやっぱりアルミの質感は拭えないので、結局はメッキ塗装を施してステンレス素材を装ってみた。

 ステンレスが焼けたら・・・そんな雰囲気を出すため焼け色塗装も付けて見ました。



 最高出力発生回転域を多用してかなり走り込まないとこんな風には焼けないんじゃなか、っと思わせる様な風合いに感じて頂けると嬉しいんだけど・・・。

 いずれにしても私にとっての新素材工作も、いろんなノウハウを頂きました。

着々と

2014-04-21 00:22:00 | 模型
 沢山の大小細々した部品を塗装中ですがメッキ塗装の1段階が終わろうとしています。

 まだまだ工程が残されているので暫くはこのまま続きます。



 メッキ塗装だけでは無くマンクスの部品も合わせて塗装しているので、こちらも順次出来次第組み付ける予定で、今一度仮組みをしている最中です。

 頭の中は2組のモデルの手順や段取りの整理でゴチャゴチャになりそうです。

素材。

2014-04-16 23:42:00 | 模型
 バイク模型を作るためにいろいろな素材を使いながら部品に加工したり造型したりして形を作っていきますが、なかなか臆病で使えないでいる素材も有る訳です。

 マンクスの製作もすっかり滞っていますが、依頼品の製作の方に力を向けているので仕方ないのです。

 と言ってブログの更新も間々ならないと言い訳するわけでは有りませんが、そんな作業の中で私にとっては初と言って良い素材で作っている物が有ります。



 エキパイを作っている途中ですが、過去に何回かエキパイは作りましたが素材はプラ材で切ってはつなぎ、切ってはつなぎでカーブを作り、最後に全体にヤスリやペーパーを掛けて仕上げに塗料で滑らかにするといった非常に時間と労力を要す作り方をしていました。

 今回使う材料は、かなり前からストックとして持っていたアルミ棒です。

 ストックしてあるアルミ棒は硬さの違う2種類が有ります。

 その内の軟らかい方ですが太さは4mm有ります。

 この太さ、1/9 や 1/8 のエキパイ作りには丁度良い太さで、いつか使う機会が来るだろうと思っていました。

 今回の依頼品は長さもカーブも全く違う4本のエキパイを持つモデルなので、今までの作り方ではとても無理と判断してこの金属で試しに作ってみることにした次第です。

 軟らかいと言っても大きなカーブは指で曲げられる程度でこういった大小、またはキツいカーブはとても指では曲げられません。

 手持ちの工具もろくな物ではないので、地肌は傷だらけになることを覚悟して挑みました。


 左の4本はキット部品、右上は失敗作、右が何とか形になったエキパイです。

 形になっただけで表面は傷消しのヤスリ跡だらけで酷い状況です。


 この後これがどんだけ綺麗に仕上げられるかが問題で、上手く行けばマンクスのエキパイ作りに応用出来そうです。

 そのためには大いに真面目に取り組まなければなりません。

 



補強

2014-04-10 14:14:00 | 模型
 模型を作る中でどうしても補強が必要な箇所がいくつも出てきます。

 特に可動式に改造する場合、プラスチック素材が故にそのままでは強度が足りず壊れる可能性が大きい場合が多々あるわけです。

 例えばサイドスタンドを可動させるための改造では、スタンドのピボット部分を支えるプレートを折れないように補強します。

 私にとって今や定番の改造ですが、こんな事故も結構有る訳で・・・。



 フレーム側の取り付け部分を補強して安心してしまうと、思わぬ時に引っ掛けたり気が付かなかったりして弱い部分を壊してしまう事が起きてしまいます。

 この場合も全く気が付かないうちに押していた様で、何か落ちたかな?っと気が付いた時にはご覧の様な状態になっていました。

 
 教訓として、補強する場合は関連する周辺の部品も同時に補強する事。

 改造とかスクラッチとかでも可動する小さい、または繊細な部分は必ず手を入れる事を必須項目に上げて製作をするようにしています。


 そして解決策は折れにくい材質に換えてスクラッチしか無いと言う事です。




 使う材料は真鍮パイプ。




 ハンダを盛って削って全く同じに作ります。



 取り付けも、動きも、全て上手く行きましたが、今度何か有って壊れるとしたら・・・フレーム側の取り付けプレート部分でしょうか・・・其の時が来ない様に扱いには気を付けなければいけません。