お別れ

　２００７年新古車で購入、あれから１４年１４１０００ｋｍ走った。

　大したトラブルも無く、我が家の糧となり生活を支えてくれました。

　１１月半ばに車検を迎えるに当たり整備工場に相談しに行ったのですが、タイヤを含め普段あまり手を掛けていない足回りなどの交換部品や工賃、整備を含め、それに掛かる費用対効果などを考えると、それだけの価値が有るのかと考えに至り、思い切って車検に掛かる費用を頭にして代替えをしようとの結論に至りました。



　仕事に使っていた車なので大小の凹み傷やシートの破れ、ベルトの擦り切れなど気になる箇所を上げれば数知れず有ります。

　シルバー色に助けられて購入してから洗車やワックス掛けなどは殆ど行わず、メンテを別にしてほぼ乗りっ放し状態でした。

　車を初めて所有して以来１０台目を数え、全ての車両を査定が付かない程乗りつぶしてきました。

　中には３０万ｋｍを突破した強者も居たりして、それぞれが私の人生の一部を形成するのに支えになってくれました。

　今回の入れ替えで１１台目になる相棒はこの車になります。



　グーネットで車探しをしていて、たまたま八潮市内それも我が家から１．５ｋｍと近い場所に有る個人経営の業者さんの在庫で、実際に現車を確認、試乗をさせてもらって決めました。

　２０１１年車で車検も１年付いていますが多少の小傷は有りますが許容範囲。

　現在７３歳の私ですが、身体的にどうしても車が必要な事も多くなりますが、この先何年乗れるか分からないのでお金も掛けたくないと言う事で決めた訳です。

　今までの４ナンバーバンと違い、古いとは言え５ナンバーの乗用車なので装備や仕様は比較にならないくらいの物が有ります。

　この車が我が人生の最後の車に多分なるでしょう。

　

半年経ってしまった。

　心筋梗塞その後の経過は順調ですが、その他に入院中から痛み出した腰痛は依然回復の兆しが見えず、乾癬のためと思われる手足の浮腫みや足首の関節に激痛が走るなど、先月中旬から寝たきりの生活が続いていました。

　ここ数日の間に回復の兆しが現れて、身体を動かし始めていて、かみさんとスーパーに買い物の行ったりしてリハビリを兼ねた運動を再開しています。

　昨日、気候の良さもあり、久しぶりにカブのエンジンを掛けようとしましたが、全く反応なし、キックしても(普段からキック始動ですが）全く駄目。

　流石に疲れていまったので昨日は素直に片づけました。

　今朝から自家用車からバッテリーコードで繋いでカブエンジンを掛けました。

　何度も経験しているので慣れた物です。

　エンジンがかかったら定位置に移動して充電器に掛けています。



　退院後数回、しかも２ｋｍくらいを走っただけで、カバー掛けっぱなし、それでもタケガワのタコメーターの時計は動いているので電機は若干ながら流れているので、バッテリの残量が減るのは当たり前。

　病気の所為で極端に乗る事が少なくなって来たので、メンテは怠らない様にしなくては。