プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

子持ちライン。

2012-02-28 18:35:00 | エレール1/8 BMW
 アッパーカウルのライン書きをしています。

 縁に沿って恐る恐る筆を下ろして書いていますが、持つ場所によって書きにくい部分も有ってなかなか上手く行きません。

 ただ言える事は、数年前よりも格段に下手になっているということ、乱視気味の目で筆先の焦点が合わせにくくなっているのも手伝って、ラインはデカールの綺麗さには程遠いものとなっています。



 それでもラインが無いと間が抜けた感じになってしまうよりは良いのではないかと、自らの下手さ加減を慰めています。

 カウルの方は何とか書けていますが、問題はフェールタンクの子持ちラインです。

 フェールタンクには目標となる縁が無いため、目見当でいきなり書き始めなければなりません。
 しかも両面同じ様に書かなければならないので、尋常な神経では気力が着いて行けるかどうか・・・、胃が痛くなりそうです。

ライン引き。

2012-02-26 01:02:00 | エレール1/8 BMW
 外装の塗装が乾いてきたのでライン書きに挑戦しています。

 ラインのデカールは全く無いので、設備の有る人はデカールを自作すれば良いでしょう。

 しかし、貧乏モデラーにはそんな物には全く縁が無いので、自らの手で書くかマスキングしてエアブラシで吹き付けるかいずれかの方法しか有りません。



 この作業、暫くぶりの手書きに挑戦しています。

 何年もこの作業をやらないでいると全く出来なくなるからで、忘れないように身体に記憶させようと敢えてやっています。

 白いラインを引くわけですが、白は隠ぺい力が弱く、何度も色を重ねなければなりません。
 本当に暫くぶりなので、対象物を押さえる手や筆を持つ手がプルプルと振るえます。
 何とか振るえが収まるまで気を落ち着かせないと先に進めず、落ち着くまでには筆先の塗料が乾いてしまいます。

 何回も筆先を洗って、ダマになった筆先を綺麗にして、濃くなった塗料を薄めて・・・ラインの色むらは重ね塗りで・・・持つ場所の確保のため乾燥にも時間を割き・・・物凄く手間が掛かりますが、方法が他に無いと決めれば後はやるしか有りません。


焼け表現。

2012-02-25 15:46:00 | エレール1/8 BMW
 外装部品の塗装とデカール貼りに一段落したので、空いた時間でマフラーの焼け表現をしてみました。



 エキパイ部分を重点的に焼け色をつけています。

 この年式はマフラー部分も薄く黄味がかった焼け色に変色したマフラーを目にする事が有って、使用状況によって焼け方は千差万別です。



 エキパイ部分の焼け方が一番酷く、排気口から第一カーブを経て第二カーブに至るまで殆んど茶褐色に焼けて艶は消えてメッキ感は殆んど有りません。
 因みに参考にした愛車のエキパイはもっともっと凄みが有るくらい焼けていますが、模型では控え気味に表現しています。

スモークグレー

2012-02-23 20:30:00 | エレール1/8 BMW
 愛車R100RSの車体色は全体がシルバーで縁取りに濃いシルバーグレーのぼかし塗装がしてあります。

 この車体色が一番のお気に入りで、いろいろなカラーが有る中で最もジェントルなカラーだと一人思っています。

 そのためか未だにRSを手元に置いてツーリングを楽しんでいる訳で、どんなに周りが新しいバイクに乗り換えても全く気になりません。

 今回エレールのキットで雰囲気だけでも愛車と同じ感じにしたくて、ぼかし塗装を試みています。



 カウル全体をシルバーに塗装する前に下地を整えなければなりませんでしたが、下地作りは思いのほか難航、下地の僅かな傷や凹み、荒れ肌はもろに表面に影響します。

 このうねった表面をムラ無く均一に塗装するのも、環境が悪いせいで思う様に行かず、何度も修正を重ねてやっとシルバーが吹ける様になった次第です。





 濃いシルバーグレーも調色してクリアーと薄め液で伸ばし、何度も吹き重ねて頃合を見計らいながらの塗装です。

 対象物をずっと見続けていると、どのくらいコントラストが付いたかが分からなくなってしまうので、薄いかな~?くらいで止めないと逆に濃すぎてしまうので、本当に頃合を見計らうのは難しい作業でした。

 後は最後にクリアーでコーティングして難しいライン塗装に入ります。


二者択一。

2012-02-18 17:55:00 | エレール1/8 BMW
 外装部品の塗装に向けて、カウルだけでなくフェールタンクやシートカウル、サイドカバーを同時に仕上げていかなければなりません。

 タンクとセミダブルシートは左右貼り合せで、カウル同様合いは良くありません。

 あっちに合わすとこっちがズレル、此処を合わすと全体がねじれる・・・嫌な所にヒケが有ったり等々・・・。

 プラの材質が馴染みが薄いABS樹脂みたいな材質で、ペーパーを当てても普通にヤスれません。
 おまけに塗料の乗りが悪く、サフを薄く吹いて軽くペーパーを当てるだけでも直ぐにはがれて下地が出てしまいます。

 塗り方を少し変え下地塗装を幾分厚めにして、乗った塗料をヤスッて均す方法を取っています。

 なので結構下地塗料を使うのと、乾燥に多くの時間を取られるといった2重の負担を強いられています。

 そんなこんなで未だ下地の処理が終わっていませんが、実はこのキットには2種類のシートが用意されています。

 一つは箱絵の通りのセミダブルシート。



 もう一つはキャリアー付きのダブルシート。



 セミダブルシートを使う場合はこのままでは全く付かないし、内側に有る筈の不足部品も作らなければなりません。

 ダブルシートの方は何とか組めそうですが、両方とも取り外したり開けたり出来ず、マークも3枚しか無いのでどちらかを選らんで決めなければなりません。

 マークはいつもの紙デカールを作れば良いとしても、どちらかを捨てなければならないのは悔し過ぎませんか。

 取り付け方法を何とか考えて、後で両方チェンジ出来る様にさせたいものです。

 どうしても一つを選ぶとしたら・・・ダブルの方かな~。

 実はこのシート、実際はダブルシートの方がオプションで、後にセミダブルシートがオプションに変わったそうですね。

 やはりR100RSと言えども、RT同様ゆったり二人乗りをしたいという要望が強かったのかも知れませんね。

 私だったら・・・やっぱりダブルの方かな~。