プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

当初の目標

2008-01-31 23:00:31 | 模型
 DUCATI 750s エンジンの当初の完成予定は1月中の筈でしたが、結局大幅に遅れてこの状態で翌月に繰越決定となりました。




 両サイドのカバーのメッキが素直に落ちてくれず、シンナーに一日中漬けて何とか作業が出来るまで時間が掛かり、それから全てのボルトをアルミパイプで打ち直ししたり、再塗装後のキラキラを嫌ってつや消しエナメルでウォッシングして汚しついでにトーンを落としたり、徹底的に手を掛けているせいで牛歩この上ない歩みです。

 友人には、「春までにはエンジンは出来るのかな?」なんてイヤミの一言を言われたり・・・、でも出来ないものは出来ないんだからしょうが無いでしょうが。

 先を急いでもろくな事は無いんだから・・・ねっ。

仮組み

2008-01-19 18:35:10 | 模型
 取り合えず色をつけて仮組みをしています。
 付属する部品を付けて上手く組み上がるか・・・いえいえそう簡単には許してくれません。

 あっちを直し、こっちを少し削り、微妙な調整はやはりしなければなりませんなー。



 仮組みの結果、修正箇所をチェック出来たので、本組みに向かってクランクケースを直しに掛かりましょう。

 

 オイルパンのフィンを全部落として坊主頭にしておいて・・・。



 プラ板でフィンの作り直し。
 適当にプラ板を貼って削っているだけですがね。


水平シリンダーの試作、その4

2008-01-15 00:16:47 | 模型
 3連休を使って出来上がるかどうか微妙でしたが、何とか完成に持ち込めそうな具合になりました。
 机の上の資料やプラ板の小さな切りくず、カッターやヤスリなどの道具類が散乱したまま3日間を通してしまいましたが、成果が有ったので良しとしましょうか。



 最初は何とかシリンダーとヘッドを一体で作れないものかと考えましたが、構造的に言って無理だと分かり実物同様に分けて部品を作りました。
 プラ板の合板を積層すると接着剤の作用で微妙に厚みが変化するので計算通りの値にならず、一枚一枚ペーパーヤスリに掛ける等苦労は有りましたが、出来上がってみればそんなものどこかに吹き飛んでしまうもので、そこが模型作りの醍醐味なのでしょう。



 このエンジンを作りたくてキットの箱を開けたようなもので、エンジンが出来上がれば目的の半分は達成したようなものです。



 細かい仕上げは残っているので休み明けからシコシコ掛かることにしましょう。



水平シリンダーの試作、その3

2008-01-13 22:32:28 | 模型
 だいぶ慣れてきた所為か、段取りが良く今日のヘッド作りはここまで進みました。



 シリンダーよりも厚みが無い分楽な工作です・・・今のところは。

 既にべべルシャフトの逃げを削り、横方向のフィンは大方の形が出来たので吸気側のポートを含めフィンをザッと立てて固まるのを待っている状態です。

 これが固まるのを待って、排気ポート側の難しい工作に入ります・・・ドキドキ。



水平シリンダーの試作、その2

2008-01-13 00:46:52 | 模型
 決して簡単とは言えないですが、後方シリンダーの様に高さの設定が難しくない分比較的楽な工作でした。
 その分、シリンダー外壁の寸法には気を使いましたが。



 結局縦フィンの接着は直接方式として、センターから左右へ広げていく付け方で中心に狂いを生じさせないように気を配りました。
 フィンとスペーサーを挟んだフィンの圧着はノギスを使い、ピッタリの寸法を確保しています。

 接着剤が固まるまでは圧着したと言えど柔らかさが残り、フィンは垂直にならないので、固まるまで何回か手直しの手を加え、垂直を維持したまま固まるまで目を離せません。
 結構手間隙掛かるプラ板工作でしたが、薄いプラ板を使った工作のノウハウの様な物が少しずつ蓄えられた気がします。

 さて、次こそエンジン工作のメイン・イベントの水平シリンダーのヘッド作りです。
 芸術品とも言えるほどの造形に何処まで迫れるのか・・・あるいは失敗か・・・お楽しみに。