プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

ちょっと面倒な工作。

2010-10-30 22:31:00 | CB72
 前後に工作が忙しいタイミングですが、フロントセクションに戻ってフェンダー作りをしています。

 ノーマルに代えて浅いフェンダーを作っています。

 フェンダーステーが放射状のノーマルと比べて、よりRCレーサーっぽくしようと言うことでキットのフェンダーを使って短くカットして作ります。



 ステーとブラケットは真鍮を材料としています。



 輪郭は厚さ0.3mmのためハサミが使えますが、さすがに中抜きには使えないのでドリルの連続穴で抜いています。

 この後ステーは中央で切断、ブラケットとは巻きついた部分でハンダ付けします。



 フェンダーへの取り付けは虫ピンの頭を1mmに揃えて差し込んでいます。

 あとはどうやってフォークに取り付けるか・・・思案中。

チェーン引き。

2010-10-27 21:14:00 | CB72
 元々キットでは前後のホイールシャフトは貫通するタイプではなく、左右からスイングアームでホイールハブを挟む形でホールドする様になっていました。

 小さなモデルでは無いのでしっかりと収めるには些か頼りない作りなので、実車同様の組み立てが出来るように改造している訳です。

 そうこうしている内にスイングアームも目途が付いたので0.3mmのアルミ板でチェーン引きを作りました。



 キット部品には元々このモールドは有りましたが、シャフト穴やショックユニットの取り付け穴周辺のモールドが大袈裟すぎたので、全体を薄く削りながら造形を直したのでチェーン引きも作り直しとなった次第。
 尤も、最初からここは作らなければと決めていた部分でもありますが・・・。

 アジャストボルトとロックナットを付ければ完成となります。


 
 

リヤサス

2010-10-24 23:08:00 | CB72
 足回りもフロントが辛うじて目途が立ったのでリヤも作って自立させるべく工作を続けています。

 キット部品を流用して必要な部分だけ取り出そうと鋸で3分割にしています。



 真ん中のスプリングカバーをオミットしてスプリングが露出したユニットを作ろうとしています。



 切り分けた部品の内使うのは上下の部品だけ、その部品も足りない部分やモールドを掘り込んでスプリングプリロードを表現するなど結構弄る箇所には神経を使います。

 タミヤのRC166キットなんか最初からこの部分はバラバラ状態、こんな手の込んだ事をやる必要は全く無いが面白味も全く無い、どっちが良いんだか・・・。

 ユニットの取り付け方法がキット部品は不正確なので直しているけど、これを弄るとラインが変わるので何処かで修正の工作をしなければならない。

 そんな修正作業は改造工作には必ずついてまわり、うっかり直し忘れなどしてバランスを崩してしまうと鋭くチェックが入ってしまいます、居るんですよ・・・厳しいお方が。



 仮のスプリングを付けて仮組みしています。
 計算通りに組み上げられているかチェック、チェック。



フロントフォーク

2010-10-17 14:28:00 | CB72
 材料が見つかっても工作する工具のサイズが合うわけでは無い場合は多々有ります。

 そのギャップをどの様にして埋めていくか・・・作者によって様々ですが、サイズに合わせた工具を揃えるのが一番・・・そんな事言われるまでも有りませんが、一々そんな事で工具を買っていたら財布の中身がたまりません。
 
 例えば今回のフォーク作りではインナーチューブの径に相当するドリル刃が有りません。
 インナーチューブをピッタリ通すために材料に穴を開ける場合、小さい穴あけの後カッターで徐々に拡大するか、大きい穴あけ後周りを埋めるか・・・その両方の方法を使いました。



 ボトムケースに差し込むだけでは隙間だらけになってしまうので、差込口を一旦プラ板で塞いから小さく穴あけをし、後はカッターでピッタリになる様に削って合わせました。




 合わせたと言っても隙間が全く無くならないので、次は薄いプラ板を0.4mmくらいに細く切り出し、インナーチューブオイルシールのリップを作る感じでチューブとの隙間を埋めるべくチューブを差し込んだままプラ板を巻いて接着しました。



 出来上がってみると正にオイルシールのリップの形になっていました。

 同様な方法で三叉の穴の修正も行い、全くガタの無いフォークが出来そうです。



 トップブリッジはキット部品のハンドルクランプ部分を削り落として使っています。


材料探しの日々

2010-10-11 18:08:00 | CB72
 縮尺が1/8 ともなると、スクラッチするにも適当なサイズの材料は直ぐには見つからない。

 例えば今回のRCレーサー風に改造するにあたりフロントホークをスクラッチしなければならない時、真っ先に探すのはインナーチューブであったりアウターチューブだったりする。

 工作機械を持たないので材料のサイズがそのまま生かされる事になるから極力近い数値の物を探さなければならなくなります。



 このインナーチューブは以前違う縮尺のモデルを作った時にバラした伸縮アンテナの一部で、その時は太すぎて使えないでストックしておいた物、こういう物は何でもストックしておいた方が無難ですね。

 下はキットの部品を組んだ状態ですが、レーサーの形状としては相応しくないので、ボトムケース部分とトップブリッジだけをキット部品から流用しようと思います。



 形状が変われば構成部品の形も変わるので三叉部分は2mmプラ板で作りました。

 いい加減な精度のため、この先何度か作り直すのを覚悟の上、一回目の仮組みをして平行度やキャスター角度などの確認を行っています。